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★北朝鮮ミサイルを使用不可能にできる巡航ミサイルが登場したが...

This new nonlethal missile could take out North Korea's nukes 人的損害は産まず北朝鮮核兵器だけを使用不可能にするミサイル登場 Alex Lockie Business Insider Dec. 07, 07:01 PM http://www.wearethemighty.com/news/this-new-nonlethal-missile-could-take-out-north-koreas-nukes ホ ワイトハウスに新型巡航ミサイル完成の知らせが届いた。 北朝鮮が発射するミサイルを無効にしながら人命損傷は発生させない との説明だとNBC Newsが12月4日伝えている。 これは ボーイング AGM-86B空中発射巡航ミサイルに電子装置対応用高出力高周波放射高性能ミサイルプロジェクト(Champ)を搭載し、B-52等から発射するものだ。 Champは高周波パルス放射で前方にある電子装備を無効にする。テストでは標的建築物内の電子製品を機能停止させている。 デイヴィッド・デプチュラDavid Deptula退役米空軍中将はイラク航空戦を指揮した経験がありNBCの「Nightlyly News」で新型ミサイルで「かなり確実に」北朝鮮ミサイルを発射台で使用不能にできると語った。「指揮命令所には電子装備が多数あり、高出力高周波にはぜい弱です」 政治家はペンタゴンの慎重な姿勢に不満 Champを支持する民間、政府のひとり民主党上院議員マーティン・ハインリックSen. Martin HeinrichはNBCでペンタゴン内部の抵抗が原因で同ミサイルの配備が進んでいない状況を紹介した。 「課題は技術ではなく考え方です」と同議員(上院軍事員会所属)は述べ、「ペンタゴン内部ではとかく完璧を目指す傾向がある」とし、新技術が即座に採用されないと指摘した。 ダンカン・ハンター下院議員Rep. Duncan Hunter(共)も同意見だ。国防総省で「物事を通すのは困難」とし、産軍複合体で新技術がなかなか採用されない傾向を嘆く。 Champは有望だが万能兵器ではない それはともかく、Champには従来のミサイル迎撃手段に対して優位性があるが不利な点も

英海軍空母クイーン・エリザベスが艦隊編入、しかし....

Britain moves to restore carrier strike capability with warship commissioning  英海軍:空母打撃能力の再整備へ Police officers are seen in front of the HMS Queen Elizabeth during its commissioning ceremony on Dec. 7, 2017, in Portsmouth, England. (Matt Cardy/Getty Images) By: Andrew Chuter    14 hours ago https://www.defensenews.com/naval/2017/12/07/britain-moves-to-restore-carrier-strike-capability-with-warship-commissioning/ LONDON ―英国が空母打撃群の再整備に一歩近づいた。 12月7日、HMSクイーン・エリザベス(排水量65千トン)がポーツマス海軍 基地で正式に英海軍に編入された。 クイーン・エリザベスは完成したが... 同艦はヘリコプター運用試験を来年から始め、2018年後半に米東海岸へ移動し、F-35B運用テストを開始する。英国は同型機を14機発注中。 クイーンエリザベスは欧州最大の艦となり、英国は2隻をBAEシステムズ傘下の共同事業体に62億ポンド(83億ドル)で発注している。二番艦HMSプリンスオブウェールズの艦体は完成しており英海軍は2019年に受領する。 常時運用できる空母は一隻となるが、英国には二隻同時に運用できる人員がないのも事実だ。 就任式典で第一海軍卿フィリップ・ジョーンズ大将は「HMSクイーンエリザベスから海軍旗を掲げられ英国は世界有数の軍事力を有する国となった」「空母戦隊は近代化装備で強力となった英海軍の中核であり、兵力投射を海空陸さらにサイバー空間で行い、不確実な世界で軍事力で政治に選択肢を実現する存在になる」と述べた。 同艦の就役で英海軍に空母打撃能力が復活した。以前の保守党政権がインヴィンシブル級軽空母を2010年に全廃して空白になっていた。 その間英軍パ

主張 中国を次回リムパック演習に招くな(修正)

Why America Should Disinvite China to RIMPAC 2018  アメリカはRIMPAC2018に中国を招くべきではない理由 Grant Newsham December 7, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/why-america-should-disinvite-china-rimpac-2018-23543?page=show 中 国を「市場経済」と認めないトランプ政権は、軍事面でも次回Rim of the Pacific (RIMPAC)演習に中国を招へいすべきではない。 RIMPACは米海軍最大の多国間演習でハワイで隔年開催される。もともとアジア太平洋内の米国友邦国のための機会だった。2012年に初招へい以来中国は毎回参加し来年も参加予定だ。 米国をアジアから駆逐すると公言する中華人民共和国が実際にその意思を示していることを考えると毎回招くのは不思議だ。 情報活動の観点でも中国をRIMPACに参加させるのは得策ではない。 敵に回る可能性のある国がRIMPACで有益な音響特性他電子情報を収集できるからだ。人的情報収集でも艦船を身近で観察し、その他ハードウェア、戦術、運用手順など情報面で優位になる。 米太平洋軍PACOMの報道官は繰り返し中国にRIMPACの機微情報に触れさせていないと説明している。そうかもしれなだが米国は以前も中国の能力を過小評価している。 これだけ情報リスクがあるのが分かっていながら中国海軍招へいをつづけるのにいい訳が聞こえる。すべて中国の行動をよくするためだというのだ。 友好姿勢をこちらから示しても中国には何も恐れる要素はないとの意見もある。多分そうだろうが、アメリカが考えるのとは違う。中国の出方に米国がなにもしないと北京はわかっているのだ。 南シナ海の事実上の支配を強化すべく中国の海軍、海警、「軍事民兵」がベトナム、フィリピンに相変わらずいやがらせをしており、インドネシアにも通知をし、中国は南シナ海を自国の行政管轄区域と宣言している。法執行がその後に来るのだろう。 一方でアジアでの米国の有力同盟国である日本は中国艦船、航空機により東シナ海で嫌がらせを常時受けており、中国は日本領土を奪おうとしている。

米海兵隊の中古AV-8B導入を狙うのはトルコ以外にどこか

Turkey Is Interested in Buying Surplus USMC AV-8B Harriers, Others Likely To Follow   米海兵隊使用済みAV-8Bハリアー導入にトルコが関心示す ほかにも追随する国が 出そう One air force's trash is another air force's treasure as they say!  捨てる神あれば拾う神あり TYLER ROGOWAY/AUTHOR BY TYLER ROGOWAY DECEMBER 6, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/16759/turkey-is-interested-in-buying-surplus-usmc-av-8b-harriers-others-likely-to-follow F -35B生産が上向く中で米海兵隊AV-8ハリアーの運用に終焉が見えてきた学校相当の耐用年数が残っている。 ペンタゴンは英軍で供用していた74機を予備部品あわせF-35B1.35機分の予算で導入できた。177百万ドルだ。 そのため大量の余剰ハリアーに潤沢な予備部品をつけて DoDが買い手をさがすことになりそうだ。 独特の短距離離陸垂直着陸(STOVL)能力と性能改修を受けたAV-8B+ には視程外空対空戦闘能力がAIM-120AMRAAMとAPG-65レーダーが ついてくる。 海外の軍組織には手ごろな値段で調達するチャンスだ。 TYLER ROGOWAY/AUTHOR Jane'sによればトルコがF-35B調達までのつなぎ機材として 関心を示している。 トルコはF-35A100機を発注中だがB型も20機発注の検討に入っており、 中古AV-8Bの導入は意味があるとはいえ、トルコが具体的に 何機調達を考えているか不明だ。 US NAVY 米軍のハリアーに食指を動かすのはトルコだけにとどまらないだろう。 揚陸戦力の整備を目指す国には安価な買い物になる。 また同機は対地攻撃、対空攻撃共に性能は実証済みだ。 揚陸強襲艦を運用する国もある。オーストラリアにもキャンベラ級があり、 スキ

★ズムワルト級は持て余す存在になりそう、米海軍の苦悩が見え隠れします(修正)

America's Zumwalt Stealth Destroyers Have a New Mission: Navy Killer ズムワルト級の新任務は対水上戦に   David Axe December 7, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/americas-zumwalt-stealth-destroyers-have-new-mission-navy-23538 米海軍がズムワルト級駆逐艦の任務を対地攻撃から水上戦対応に変更する。 「同級の兵装と艦設計には期待しており、低探知性は水上艦攻撃用に最適と見ている」 とロン・ボクソール少将Rear Adm. Ron Boxall(水上戦部長)が述べている。 ミッション変更を最初に伝えたのは12月はじめの米海軍協会で二番艦マイケル・ マンソーが建造主公試にメイン州を出港したタイミングだった。三番艦リンドン・ B・ジョンソンは建造中だ。 1990年代中ごろの当初想定ではズムワルト級に沿岸部砲撃を主任務にしていた。 海軍は32隻を調達し、155mm砲二門とハイテク誘導砲弾で正確に敵を狙い撃ちし 上陸部隊の露払いを狙った。ズムワルト級は垂直発射管にミサイル80発を搭載する。 だが建造費が増加した。現在の単価は開発経費含め40億ドルだ。あまりの高騰ぶりに 海軍は建造をわずか三隻に縮小し、かわりにアーレイ・バーク級駆逐艦を追加発注した。 一方でズムワルト級で想定したGPS誘導砲弾も価格急増に悩まされた。2016年には 長距離対地攻撃砲弾Long Range Land Attack Projectileは一発100万ドルと トマホーク巡航ミサイル並みになった。2016年12月に海軍はLRLAP製造をわずか 90発で打ち切り、ズムワルト級主砲で打つ砲弾がなくなった。 海軍は代替砲弾を模索している。 2017年末時点でズムワルト級は艦隊で孤児扱いだ。主力部隊に編入するには あまりにも隻数が少なく、主武装がないまま明確な目的が与えられていない。 だがボクソール少将の発表でこれが変わる。三隻

北朝鮮ICBM発射を監視していた米空軍コブラボール機

ISRの重要性を改めて教えてくれる事例です。RC-135は確かに酷使されており、貴重な機材でもありますが、民間でこれから放出される757や767の中古機を当面活用してはいかがなものでしょうか。 Offutt likely had eyes on North Korean missile launch 北朝鮮ミサイル発射をオマハが監視していた By U.S. Air Force [Public domain], via Wikimedia Commons THE ASSOCIATED PRESS By Steve Liewer / World-Herald staff writer Dec 6, 2017 Updated 11 hrs ago http://www.omaha.com/news/military/offutt/offutt-likely-had-eyes-on-north-korean-missile-launch/article_9f793f41-b1c7-5c0b-841e-2b5dcf859f9c.html 北 朝鮮が大型ミサイルを先週打ち上げたが、オマハが監視体制に 入っていた。ファソン-15はより高高度を飛翔し推力が強化されており、 ニューヨークやワシントンDCに到達可能とされる。 米軍上層部が素早く把握できたのはオファット基地第55飛行団所属の機材が発射時点で現場近くを飛行していたからだ。 空軍は実施中の作戦について明らかにしない方針だが、航空管制データがインターネットで簡単にアクセスでき55飛行隊のRC-135Sコブラボールミサイル監視機が発射当日にほぼ同じ時間に滞空していたことがわかる。ただし同機のトランスポンダーは位置情報を発信していない。経験豊かな観察者なら同機が西太平洋、北朝鮮近辺で任務飛行していたと解釈できるはずだ。 操縦していたのは第45偵察飛行隊の乗員で第97情報隊が搭乗した。共に第55飛行団所属だ。現在は嘉手納航空基地に展開中だ。 コブラボールのセンサーはミサイル発射を視認し聴音で確認できる。発射状況をデジタルカメラで撮影し、ロケットが発信する作動データを入手し、速度、出力、高度、その他重要情報を収集した。情報はただちにペンタゴンと米戦略軍に送られた。 「コ

謹告 

読者の皆様へ 最近の投稿文で改行など読みにくくなっていたようです。 このブログはGoogle Driveで原稿を作って、Bloggerに貼り付けるという作業をしていますが、一行の文字数を読みやすくするため短くしたことがあだとなったようです。 そのうち、掲載済みの記事も修正していきますが、当面ご容赦ください。 なお、今後はこのようなエラーを回避するようチェックしていきますので引き続きご愛護をお願いいたします。 平成29年12月7日 Moneyfreedom拝

イスラエルのF-35が実戦化、受領から一年未満で

イスラエルの対応、準備態勢は日本も大いに参考にすべきでしょう。 F-35投入で当面は周辺国に対する優位性を確保できるとの自信が見えてきますが、 イスラエルだけの特殊装備を加えたF-35Iはいろいろとこれから進化していくので しょうね。では日本は? Israel declares F-35s ready for operations イスラエルがF-35の実戦化を宣言 By: Barbara Opall-Rome https://www.defensenews.com/air/2017/12/06/israel-declares-f-35s-ready-for-operations/ イ スラエル空軍は導入済み9機のF-35の初期作戦能力獲得を12月6日、宣言した。 イスラエル国防軍は同日付声明でF-35の作戦能力獲得は米国除けば同国だけだと述べ、「戦略作戦能力を増強」させ「あらゆるシナリオと想定で」即応態勢が向上すると述べた。 今回の初期作戦能力獲得はイスラエル軍と ロッキード・マーティン がかねてから計画していたものだが、今週初めにイスラエル軍がシリアで72時間にわたり複数地点を空爆した後の発表になった。シリアがイスラエル機に地対空ミサイルを発射した後の対応となった。 イスラエルはF-35がこのシリア攻撃に参加したのか肯定も否定もしていない。ただしイスラエルはシリア国内にイランが恒久的プレゼンスを置くことは阻止すると述べている。エルサレム・ポスト紙主催の談話会でベンジャミン・ネタニヤフ首相は喫緊の課題は「シリアをイランに渡さないこと」と述べ、加えた。「真剣にこれを実行する」 イスラエル空軍隊員全員にむけ訓示で空軍司令官アミカム・ノーキン少将 Maj. Gen. Amikam Norkin はF-35の初期作戦能力宣言は「各方面で動的になっている中東でIAFが活動を展開する中で実現した。たえず変化し続ける複雑な課題に高品位かつプロの空軍力で対応する。そこでF-35の実戦化はイスラエル航空宇宙軍の実力をさらに引き上げることになる」と述べている。 イスラエル空軍前司令官のイド・ネフシュタン少将 Maj. General Ido Nehushtan は記者に第五世代機は「他では得られない戦略的優