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この謎の新型機はアヴェンジャーと関連があるのか

コメント:アヴァンジャーと似ているとは思えないのですけどね。別の意図があるのではないでしょうか。新しい機体が登場してくるのは航空業界の活性化につながりいいことですね。 Check Out Scaled Composites' New Exotic And Stealthy Test Aircraft スケイルドコンポジッツから新型ステルス試験機が登場 A pair of the aircraft is destined for a undisclosed customer but the design sure looks a lot like a General Atomics' Avenger unmanned aircraft. 社名不明の顧客向けだが機体設計はジェネラルアトミックスのアヴェンジャー無人機に酷似 SCALED COMPOSITES BY TYLER ROGOWAY OCTOBER 11, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/15058/check-out-scaled-composites-new-exotic-and-stealthy-test-aircraft 「開発最先端企業」と呼ばれる特化航空機設計企業す スケイルドコンポジッツ Scaled Composites ( ノースロップ・グラマン 子会社)から新型有人テスト機が突如発表され、呼称はモデル401と控えめだ。 以下同社発表の報道資料から 「スケイルドコンポジッツが最新の実験機モデル401のロールアウトと初飛行をお知らせします。当社は顧客とともに二機を製作し、高性能低価格生産技術の実証に用い、機体を飛行技術調査用で業界並びに米国政府に提供します。二機は内容は同じ柄でプラット&ホイットニーJTD-15D-5Dエンジン推力3,045ポンドを一基搭載します。 「最高速度マッハ0.6で実用高度限界30千フィートで翼幅38フィート、全長も38フィートです。空虚重量40千ポンド最大離陸重量は8千ポンドで、最大三時間飛行が可能です。主任技術者アーロン・カセビアは『興奮している。スケイルドは実験機の最前線にあり今回その開発にたずさわれて幸運です。テストは今後も続けていきます』と語っ

オーストラリアでF-35等の情報がハッキングされた

盗まれた企業の管理体制がずさんとはいえ、これだけ広範な情報をを系統的に盗むには国家支援が背後にあったと思わざるをえません。潜水艦技術をオーストラリアに渡さずに済んでよかったですね。 Top secret information about Australia’s military hacked オーストラリア軍事情報がハッキングされた AN INVESTIGATION into an Australian Defence Force hack has revealed almost anybody could have penetrated its securtiy due to a simple password fail. オーストラリア国防軍関連のハッキング事件の捜査でパスワードの不備で誰でも侵入できる状態だったと判明 The F-35 Lightning, the Joint Strike Fighter. Source:Supplied Lisa Martin OCTOBER 12, 2017 8:51AM http://www.news.com.au/technology/online/hacking/top-secret-information-about-australias-military-hacked/news-story/29473196c30cb4b36b4e45a289822ab7 新型戦闘機、海軍艦艇、偵察機のトップシークレット情報がオーストラリア防衛契約企業から盗まれた。 サイバーセキュリティ担当国務相ダン・テハンが10月10日企業名不詳の契約企業がハッキングされたと認めた。 ハッカー集団は数か月にわたり機微情報をダウンロードし、オーストラリア軍用機、艦船、爆弾装備の情報を盗んでいた。 オーストラリア当局は該当企業の態勢を「ゆるすぎる」とし、事実以上誰でも社内ネットワークに侵入できたと評している。 ハッカー集団はまず同社のITヘルプデスクから12か月にわたり弱点を探ろうとしたが結局フロントドアから侵入している。 オーストラリア通信局(ASD)による捜査で同社がパスワードを変更していなかったと判明した。同社のウェブポータルに入る際の社内パスワードは「

中国軍の装備開発状況をまとめた米調査委員会報告の抜粋

タイトルが内容とかい離していますが、米議会の調査部門はいい仕事をしていますね。議員がばらばらに調べるよりもプロのアナリスト部隊を抱えた方が効率がいいに決まっています。中国については米国も経験のしたことのない事態(ハイテク、サイバー、宇宙等)での対立を想定せねばならず決して楽しい仕事ではないのですが、避けて通れないでしょうね。一方で冷戦時の映画Red Dawn(ソ連が米国占領)のリメークをPLAを悪役にしたところ「自主的に」北朝鮮が米国を占領したとのプロットに変えた事例もあり、米国の自由を活用する中国の動きにはこれまで以上に厳しい目が寄せられていくでしょう。   World War III Deathmatch: China vs. America's Military (Who Wins?)   Kris Osborn October 9, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/world-war-iii-death-match-china-vs-americas-military-who-22652?page=show 米中経済安全保障検討委員会 U.S.-China Economic and Security Review Commission が中国の高性能兵器開発に関する報告書をまとめている。 報告書は公開型式でオープンソースを使った評価を中国の特定兵器システムや技術分野に行うのが目的で、以下を重視しているようだ。 1.極超音速滑空体や超音速燃料ラムジェット搭載機も含む制御可能再突入体 2.高出力高周波兵器、高出力レーザー、粒子ビームによる衛星妨害を含む指向性エネルギー兵器 3.電磁レイルガン 4.対衛星兵器に加え宇宙空間での電子戦能力 5.無人装備、人工知能搭載兵器 報告書では中国の高性能兵器が米国にどんな意味を持つかさらに検討すべく、米国も対抗策や兵器開発の重要分野における対抗策で優位性を維持できるかを検討すべきとする。 米中軍事力整備競争 作業は議会関係者や政策立案部門に対し急速に進展中の中国の軍事近代化の内容を伝えることを使命とし、中国の次世代兵器体系整備の進展度に米国が懸念をいだいていることの裏返しでもある。一部報道で

米海軍向け無人給油機MQ-25の競争提案仕様が各社に開示された模様

これも無人機の話題です。(当ブログではドローンという言い方はしていません。もともとドローンを多用したのは当方が嫌うヒラリー・クリントンでしたので)ジェネラルアトミックスはプレデターのジェット化アヴェンジャーを原型に迅速に実現できる案を考えているようですね。ところで前回の記事にでX-47Bが旧称MQ-25aだったとのキャプションがありましたが本当なのでしょうか。海軍でも混乱があったのでしょうか。それにしてもスーパーホーネットの相当数を給油機に使って飛行時間を消費するのは本当にもったいないですね。 Navy Releases Final MQ-25 Stingray RFP; General Atomics Bid Revealed 米海軍がMQ-25スティングレイ最終仕様書を交付開始、ジェネラルアトミックス提案内容が公開されています Artist’s Concept of the General Atomics MQ-25 Stingray. GA Image used with permission   By: Sam LaGrone October 10, 2017 5:51 PM https://news.usni.org/2017/10/10/navy-releases-final-mq-25-stingray-rfp-general-atomics-bid-revealed 米海軍航空システムズ本部(NAVAIR)がこっそりと無人機MQ-25スティングレイ給油機の仕様を業界に伝えていたことをUSNI Newsがつかんだ。 海軍は先週にRFPを ロッキード・マーティン 、 ボーイング 、 ノースロップ・グラマン 、 ジェネラルアトミックス の四社に渡し来年9月予定の契約交付に備えた対応をはじめたとNAVAIR広報官がUSNI Newsに伝えてくれた。 海軍はF/A-18E/Fスーパーホーネットに給油機の役割も与えて飛行時間を使っているが負担軽減のためにも無人給油機の早期投入を急ぎたいところだ。スーパーホーネットの二割から三割が空中給油ミッションに投入されている。 海軍はまだ新型無人機の最終目標を明らかにしていないが、基本要求では空母から500カイリ地点まで進出し15千ポンドの燃料補給を想定している。

★★★真偽は?日本もUCAVを開発していた

日本にもブラック事業がある(あった)のでしょうか。映像公開したのは機密解除になったのか、事業がもっと先に進んでいるからでしょうか。各務原での目撃がないことから別の場所で秘密裏に開発されたのでしょうか。川崎重工関係者は口がさけても語れないと思いますが、事実なら日本もUAV-UCAVを開発していることがわかりますね。判断は読者の皆さんにおまかせします。 This is the combat drone Japan has been building in secret これが秘密裏に開発していた日本の戦闘無人機だ 川崎重工ブースのビデオでUCAV試作機の飛行状況を写していた (Photo by Harold Hutchison) By Harold Hutchison Oct. 06, 05:10 AM http://www.wearethemighty.com/news/this-is-the-combat-drone-japan-has-been-building-in-secret 無人戦闘航空機、つまりUCAVはこれからの軍事航空のカギを握ると言われる。米国、ロシア、フランスが開発中と判明している。 だが本誌We Are The Mighty (以下WATM)はこのたび日本も秘密裏にUCAV開発を進めていたことを知った。 ワシントンで先ごろ開催された空軍関係のイベントでWATMは 川崎重工 業のブースでビデオ画像を見た。それは同社によるUCAV研究開発の様子で、画像内のUCAVは ボーイング X-45や ノースロップ・グラマン X-47に似ているようだった。 会場で詳しく聞こうとしたが、同社係員が日本政府の意向だとしてやんわりと断ってきた。翌日も別の係員はこの件は存じていないと答えてきた。 結局三番目に会った川崎重工の小林タクミ氏が「試験機で10年近く前のもの」とし、「防衛省予算による実験事業だった」と説明してくれた。同氏はさらにメールで「2008年ごろのプロジェクト」と述べている。 WATMが当時空軍の筆頭参謀次長として情報監視偵察分野を担当し現在は航空宇宙研究にあたるミッチェル研究所の所長をしているデイブ・デプチュラ退役空軍中将に日本がUCAV開発をしていた事実を知

再び大規模戦力の衝突に備えようとする米陸軍の新指導方針

16年も小規模戦闘、対テロ作戦に忙殺されているうちに世界が変わってしまい、あわてて米陸軍が新環境に適応しようとしています。中国やロシアを相手にした大規模作戦を再び想定するわけですが、湾岸戦争のような圧倒的な戦勝を得るのは難しいと覚悟しているのでしょうか。 Army to Unveil New Major Land War "Operations" Doctrine 米陸軍が発表予定の新作戦方針は大規模会戦を想定 Scout Warrior - Oct 4, 10:53 PM https://scout.com/military/warrior/Article/World-War-II-Marianas-Turkey-Shoot-was-Likely-Most-One-Sided-Air-101459884 米陸軍はまもなく「FM3.0作戦」構想を発表し、将来の大規模機甲部隊の衝突に米軍と同等の戦力を有するロシア、中国を想定し陸軍の体制を整え、米軍の優位性を守る。 陸軍内で将来の脅威対象の検討が続いており、陸戦環境の変化を念頭に上層部は全地球単位の状況変化のため陸軍も運用構想を刷新する必要が生まれたと語っている。 新規の「作戦」構想は米陸軍協会年次総会の席上で発表される予定で、現行の「FM3.0完全版」を補足する。FMとは野戦マニュアルの略で数年前に初版が発表された。. 新編の著者によれば3.0の内容は大部分維持しつつ、一部を改定・追加したという。FM3.0が編纂されたのはロシアのウクライナ攻撃前であり、米陸軍はアフガニスタンにかかりきりで、南シナ海の緊張は表面化していなかった。リッチ・クリード大佐Col. Rich Creed(フォート・レヴンワース駐屯混成部隊指揮官)がScount Warrior独占インタビューに答えてくれた。 「陸軍は大規模戦闘でほぼ同格の敵と地域規模での作戦実施に備える必要がある。想定シナリオは以前とは大違いだ。過去の作戦構想から教訓と経験を抽出しているが、大規模陸戦実施にはしっかりした戦術と手順が必要だ。実情に応じ指導原則も変更していく」 クリード大佐の説明では新規構想は2011年から2012年にかけて編纂された合同陸上作戦構想からの自然進化であり、冷戦時代の

☆ステルス「爆撃機」B-21の姿と性能を予測すると...

LRS-Bという名称は爆撃機型のBであり、その他機種が想定されていることが分かります。とりあえずB型が登場しますが、もはや伝統的な爆撃機の機能を超えた「バトルプレーン」に近い存在になりそうです。その分だけB-2が遠回りをしたことになるのでしょうか。いや、時代がやっと当初想定していた環境になってきたのであり、単座小型戦闘機にはいよいよ終幕が近づくことになるのか、B-21に期待が集まりそうですね。 The B-21's Three Decade Old Shape Hints At New High Altitude Capabilities Northrop Grumman seems to have gone "back to the future" with their next generation stealth bomber design, and that's actually really exciting. ノースロップ・グラマンの次世代ステルス爆撃機は「バックトゥフューチャー」の観があり興奮を感じさせる設計だ BY TYLER ROGOWAY OCTOBER 6, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/14919/the-b-21s-three-decade-old-shape-hints-at-new-high-altitude-capabilities NORTHROP RENDERING twitter.com/Aviation_Intel B-21レイダーの詳細情報はほとんど存在しないままだが本誌はこれまで多用途戦略ステルス機としての同機の基本形状や特徴をお伝えしてきた。最近になりノースロップ・グラマンから別の想像図が出ており、最新技術や製造方法を駆使して製作される同機の形状に新奇の観はなく三十年前のステルス爆撃機革命の黎明期に戻るようだ。 USAF 2016年2月26日に発表された想像図 一見するとB-21は同社のB-2スピリットと酷似しているがちゃんとした理由がある。ノースロップはB-2の設計を30年前に確立しており、B-21にも応用するようだ。当時米空軍が低空侵攻能力を追加注文しなければ実現していた