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中国空母二号艦の進水式近づく

新型艦は山東Shangdong(CV-17)になるとの説もありますが、どうなるのでしょう。朝鮮半島情勢の裏で進水式があっても注目を集めにくいかもしれませんね。 China prepares to launch first indigenously built aircraft carrier 中国初の国産空母の進水式準備進む Ridzwan Rahmat, Singapore - IHS Jane's Defence Weekly 24 April 2017 http://www.janes.com/article/69774/china-prepares-to-launch-first-indigenously-built-aircraft-carrier    China's first indigenously manufactured aircraft carrier seen being prepared for launch in April 2017. Source: Chinese internet sources via sinodefenceforum.com 中国の空母二号艦の進水式は間もなく。同艦は国内建造一号艦 中国は2020年までに少なくとも空母二隻運用体制となる 人民解放軍海軍(PLAN)の初の国産空母の進水が間近と4月23日China Global Television Network(CGTN)が伝えた。CGTNは中央電視台(CCTV)の子会社。 乾ドック注水が始まったのは「進水式前の最終段階」でPLAN創立68周年祝賀の一貫として準備が進んでいる。 中国国防省(MND)は2015年12月に空母二号艦001A型が大連で建造中と認めていた。2017年3月にMND報道官は進水式が近づいているとしたが、PLAN創立記念日の4月23日に挙行されるかは明言を避けていた。 同艦は通常動力排水量約5万トンで一号艦遼寧と同様の航空機運用方式となる。搭載機は瀋陽J-15戦闘機の予定。 中国国内インターネットでは同艦画像が出回っており、足場が撤去された艦体は完成しており、進水式が間近と示している。■

4月21日現在でカール・ヴィンソンはフィリピン南部を北へ移動中

なるほど今週末の段階でヴィンソン打撃群はフィリピン南部を移動中なのですね。ペンス副大統領も今月末に朝鮮半島沖合に到着と述べており、何らかの意図があって時間を調整しているものと思われます。 Super Hornet from USS Carl Vinson Crashes Near the Philippines, Pilot Safe カール・ヴィンソン搭載スーパーホーネットがフィリピン近海で墜落、パイロットは無事 By: Sam LaGrone April 21, 2017 11:38 AM • Updated: April 21, 2017 3:27 PM https://news.usni.org/2017/04/21/super-hornet-uss-carl-vinson-crashes-near-philippines-pilot-safe 攻撃戦闘飛行隊(VFA)137「ケストレル隊」所属のF/A-18Eスーパーホーネットが USSカール・ヴィンソン(CVN-70)から発艦、 2017年4月10日撮影 US Navy Photo This post has been updated with additional information from U.S. Pacific Fleet. USSカール・ヴィンソン(CVN-70)に着艦中のF/A-18Eスーパーホーネットがフィリピン近海で金曜日墜落したと海軍関係者がUSNI Newsに伝えてきた。 第二空母航空隊所属のパイロットは射出脱出し、第四ヘリコプター海上戦闘飛行隊「ブラックナイツ」が海上で回収したと第七艦隊が発表。 「事故は現在調査中」とし、「パイロットは艦内の医療チームが手当中だが外傷はない」とある。 事故は現地時間6:55 P.M.(東部標準時間6:55 A.M.)に発生した。 ヴィンソン打撃群は現在セレベス海で北に向け移動中。朝鮮半島沖でプレゼンス作戦に付くとの発表が出ていた。 今週はじめ打撃群司令ジム・キルビー少将が任務展開を一ヶ月延長すると発表していた。打撃群はオーストラリア西部沿海部でオーストラリア海軍と共同訓練を終えたばかりだ。 第三艦隊(カリフォーニア州サンディエゴ)がヴィンソン打撃群を指揮下にお

米空軍OA-X検討でスコーピオンに注目集まる

スコーピオンはハイスペック志向の米空軍に当初は相手にされていませんでしたが、同機のコストパフォーマンスがあらためて脚光を集めているのでしょう。自己資金でこれだけの機材を忍耐強く作ってきたテキストロンの努力が報われるのか注目したいと思います。 The U.S. Air Force's OA-X: An Opportunity For Textron's Scorpion Jet  米空軍OA-Xでテキストロンのスコーピオン採択になるのか Dave Majumdar April 21, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-us-air-forces-oa-x-opportunity-textrons-scorpion-jet-20297 テキストロン は自己資金開発によるスコーピオンを米空軍の軽攻撃機OA-Xに採択される期待を高めている。OA-X事業は米空軍の正式事業ではないが、テキストロンは8月か9月予定の実証事業に参加する。 「スコーピオン生産仕様二号機は今週初飛行に成功しており、フライトテストを始めます」とテキストロンCEOのスコット・ドネリーが4月19日の投資家向け第1四半期営業報告で述べている。「3月、米空軍が正式に当社によるOA-X軽攻撃機実証事業を承認し、今年夏にスコーピオンとAT-6の比較検証が行われます」 OA-Xは米空軍の調達事業の区分ではなく、現時点では実験の扱いだ。「実験ですが個別独立事業です。空軍はミッション投入可能な機材なのか確かめたいはずです。そこで希望性能を定義し、実証での確認事項を公表しています。各社からの提案が期待されており、当社はスコーピオンとAT-6双方を提案済みです」(ドネリー) OA-X実証が終わるのを待って空軍は軽攻撃機導入の是非を検討する。「空軍は比較実証で機材の実力を把握し検討の材料にすると公表しており、実機調達はその後に決めるとしています」(ドネリー) OA-Xはスコーピオンで販売見込みがある唯一の機会である。同社は同機へ海外からの照会があると述べてきたのであるが。「各国との商談は続けます。率直に言って現時点では最重要な相手が日程を設定して実機の飛行を見たいと言っているわけです」

北朝鮮海軍の低戦力を軽視すれば大変な結果になる

North Korea’s Navy—More Nuisance Than Menace 北朝鮮海軍は脅威と言うより迷惑な存在 Kim's rickety fleet can harass but not stop the U.S. and South Korean navies おんぼろ北朝鮮海軍で米韓海軍部隊の阻止は不可能 WIB SEA April 20, 2017 Dave Majumdar https://warisboring.com/north-koreas-navy-more-nuisance-than-menace/ 朝鮮半島で武力衝突が発生した場合、北朝鮮海軍兵力は連合軍にとって迷惑な存在となるが、海岸線近くで作戦実施した場合に限られ、その脅威度は手に負えないものにはならない。 とはいえ米韓海軍部隊は北朝鮮海軍を沿岸部にくぎ付にしておかないと不意打ち攻撃を受ける可能性がある。韓国海軍の海防艦「天安」の例でha北朝鮮特殊潜航艇がCHT-02Dホーミング魚雷で2010年3月26日に同艦を沈めta。 北の特殊潜航艇は米韓海軍部隊が北朝鮮に接近する際に脅威対象になる。「先制攻撃で排除すれば消える脅威とはいえ外部脱出すれば大変だ」とフェリーブリッジグループで海軍関係専門家のブライアン・マグラスがThe National Interestに語っている。「制御できる脅威といって良い」 「ロメオ」級潜水艦に同乗する金正恩  KCNA photo だが北朝鮮には通常型潜水艦多数があり、連合軍の海軍作戦上は脅威となる可能性がある。「潜水艦部隊はおよそ70隻あり、ロメオ級潜水艦等で構成」と韓国国防省の白書は2014年から同じ記述だ。 「潜水艦部隊の任務には海上交通路の遮断、機雷敷設、水上艦攻撃、特殊作戦要員の敵地侵入の補助がある。北朝鮮は水中攻撃能力を向上させており、新型潜水艦・潜水艇の建造、さらに弾道ミサイル搭載可能な新型潜水艦もあり、新型魚雷も開発している」 北朝鮮の通常型潜水艦部隊は迷惑以上の存在ではない。「小型ディーゼル艦多数があり海軍作戦を複雑にしていますが勝利を妨げる存在ではない」とジェリー・ヘンドリックス(新アメリカ安全保障センターの国防戦略評価部長)がThe Nati

★北朝鮮ミサイルテスト失敗は米国による妨害活動が原因なのか

何らかの妨害手段が効果を上げたのか、それとも偶然なのか、北朝鮮やイラン当局にも原因がつかめないとしたら米作戦の成功と言えますが、事実ならとんでもない技術が使われていることになります。確かに証拠はないので何とも言えないのですが、それこそが作戦の肝なのかもしれませんね。 Can The U.S. Actively Disrupt North Korean Missile Tests? Apr 18 2017 By Tom Demerly https://theaviationist.com/2017/04/18/can-the-u-s-actively-disrupt-north-korean-missile-tests/ 北朝鮮のミサイル実験失敗に憶測が集まっている。 最新事例は4月16日日曜日で潜水艦発射の弾道ミサイルで興味深い疑問を生んでいる。失敗の原因に米国が関与したのではないか。この仮説にはどことなく魅力があり、政治筋も可能性を認めるが、真っ向からこの可能性を否定する米専門家がひとり存在する。 米太平洋軍からは参謀総長ケヴィン・シュナイダー空軍少将名で同ミサイル発射を東部標準時土曜日午後5:21に探知されたと発表。監視活動で同ミサイルは発射直後に失敗と判明している。 今年4月5日にも同様に発射失敗事例があった。その前が3月5日ですべて飛翔中に問題が発生している。 CNNやBBC含む報道メディアが米国に遠隔地からミサイル発射を妨害する技術が存在し、実際に使われたと伝えている。 そこでブルース・エマーソン・ベクトルジュニア博士(アンジェロ大学安全保障学部教授)の意見を聞いてみた。 ベクトル博士はシンシナティのユニオンインスティチュートで博士号を取得し、2001年に海兵隊幕僚大学校で安全保障論修士号も授与され、その他国際関係論でも修士号をとり、北朝鮮軍事装備にかけては第一人者とされている。博士に米国が北朝鮮ミサイルテストを妨害していたのか聞いてみた。 「説の裏付けはありませんね。可能ではあるが、裏づけが皆無です。聞こえてくるのは憶測だけです。メディアはこの種の話が大好きですね」 北朝鮮軍事技術の技術動向や用兵思想に詳しいブルース・E・ベクトルジュニア博士。 (credit:

★★F-15早期退役構想にボーイングが反論を展開

A-10退役案の時と同様に議会から猛烈な反発が米空軍にありそうですね。A-10とちがいF-15には明確な寿命延長策、性能改修策がすでにあり、議論が前向きになり、かつ国防予算の制約が緩和されればF-15C/Dの供用延長が可能で、これが一番コストパフォーマンスが高いと思うのですが。ただしF-16改修を先に進めさせている米空軍は外堀を埋めた気なのでしょうね。ただし数字の使い方が意図的すぎます。日本も対岸の火事とたかをくくる余裕はなく、F-3が登場するとしても2030年近くのことでしょうから当面イーグルを大事に使わなければならないことに変わりはないのです。 Boeing Opposes F-15C Retirement Plan ボーイングがF-15C退役案に反論 Apr 17, 2017 James Drew | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/defense/boeing-opposes-f-15c-retirement-plan ボーイングは2040Cと銘打ったF-15イーグルの改修案を米空軍並びに海外向けに販促中。 Boeing 米空軍が打ち出したF-15Cの早期退役案に ボーイング が意見を表明し、 ロッキード・マーティン F-16改修では冷戦時から航空優勢を維持してきたイーグルの代わりは務まらないと主張。 空軍はF-15C全機を退役させF-16にアクティブ電子スキャンアレイレーダーを装備し国土防衛に当たらせる構想を発表している。これはF-15Cの機体構造強化で寿命延長に一機あたり30-40百万ドルかけるのを回避する狙いがある。改修は主翼新造と機体中央部の再製造が内容だ。浮いた予算を将来の航空優勢戦闘機開発さらにロッキードのF-35の調達数増加にあてるのが空軍の計算のようだ。 ボーイングの説明ではF-16では速度、航続距離、ペイロード、レーダーのいずれもF-15の比でなく、戦力低下は避けられず、結局短期つなぎ策にしかならない。 ボーイングはイーグル稼働機の疲労試験を行っており、派生型のF-15Eストライクイーグルでも同様に試験を実施中だ。その結果から縦通材longeronを交換する安上がりかつ簡便な対策でF-1

4月17日、アラスカに接近したベア編隊をラプターが迎撃

日本列島でも4月11日にロシア機編隊が接近し、朝鮮半島情勢が緊張する中で自衛隊や在日米軍の動静を探っていたようです。 Air Force fighters scramble from Anchorage to intercept Russian bombers 米空軍戦闘機がアンカレジからスクランブルしロシア爆撃機編隊を迎撃 Author: Chris Klint https://www.adn.com/alaska-news/military/2017/04/18/air-force-fighters-scramble-from-anchorage-to-intercept-russian-bombers/ 4月17日月曜日夜、アンカレッジ配備の戦闘機二機編隊がロシア爆撃機二機を迎撃した。アラスカ近くへのロシア機接近は二年ぶりとなった。 アラスカ軍司令部とアラスカ地区NORADで司令官を兼任するケネス・ウィルバック中将はTu-95ベア爆撃機編隊が最も接近したのは前日午後6時からの二時間だったと翌18日述べた。 「探知方法の詳細はお話できませんが、探知に成功しています。アリューシャン列島からおよそ100マイル南下するのを追尾していました」 A Russian Tu-95 Bear bomber photographed from a U.K. air force jet in Scotland in 2014. (Royal Air Force / U.K Ministry of Defense via Wikimedia Commons) 待機中のF-22ラプター二機がエルメンドーフ・リチャードソン共用基地から離陸し、E-3セントリーAWACSが支援した。アラスカ州軍飛行隊のKC-135給油機もアイルソン空軍基地から離陸した。 F-22編隊はコディアックから約100マイル南西地点でベア編隊を捕捉した。爆撃機は機体外部に兵装をしておらず、双方のパイロットは音声接触はしなかった。 「交信規程がありますが、通常は危険な状況にならない限り話しかけません。手振りでお互いに挨拶しましたが、それ以外の意思疎通はありませんでした」 F-22 Raptors fly the airspace over Joint Base E