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SSNはUUV無人装備の運用でAIP潜水艦のハンターになれるか

Naval Warfare Will Change Forever If Submarines Turn into Underwater Aircraft Carriers 潜水艦が水中空母になれば海軍戦の様相は永遠に変質する Robert Farley February 25, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/naval-warfare-will-change-forever-if-submarines-turn-24625?page=show こ んな未来を想像してもらいたい。原子力攻撃潜水艦(SSNs)が無人潜水機(UUVs)で敵潜水艦を追尾し撃沈する。米海軍はこの実現に向け進んでいるが、実現すればどんな意味があるか。まずUUVsは対潜戦(ASW)の様相を一変させるはずで、既存装備は脆弱さを露呈し時代遅れになる。他方でUUVsにより既存装備の機能が増強される効果もある。米海軍の将来はこうした新装備がどこまで現実になるかで決まる。 これまでの経緯  有線誘導式魚雷が1960年代に登場し、潜水艦は標的の攻撃手段の誘導能力を手に入れた。こうした魚雷は巡航ミサイル同様に自殺兵器であり、発射されれば標的まで誘導される。  米国と競合各国がUUVsの可能性を真剣に追求し、UUVsはASWの一部となり敵追尾と攻撃を受け持つ可能性を求めている。ディーゼル電気推進式潜水艦の追尾撃破に効果を上げるだろう。近年は大気非依存推進(AIP)技術で従来より静粛性があがっており、UUVsに導入し有人潜水艦を超える性能が実現し静粛に長時間潜航できるようになった。敵潜水艦の掃討のかわりに海中に潜み敵を待ち伏せ攻撃できる。  中国が「グライダー」無人潜水艇を試験中で、推進機関を持たずに海中で活動可能と言われる。米国も同様の装備を使用してきたが今のところ有事での活用は想定していないものの海中環境の監視測定には効果を上げている。中国はUUVsを海中センサーネットワークに組み入れ「水中の万里の長城」を形成し米潜水艦を探知し接近させない効果を狙っているといわれる。米国も水上では自律無人艇を完成させており、対潜戦への投入を考えている。この試験艇が今年1月に米海軍に正式に加わった。 母艦  最新の考え