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冷戦時のソ連核攻撃計画の概要が情報公開されました。実施されていれば我々は存在していないかも。

This Was America's Secret Cold War Strategy to Nuke Russia Back to the Stone Ageこれがロシアを核攻撃で石器時代に戻す冷戦時の米秘密戦略構想だった Millions would have died  by Michael Peck May 30, 2017  Topic: Security  Region: Europe Blog Brand: The Buzz  Tags: RussiaMilitaryHistoryNuclear WeaponsScienceCold Wa https://nationalinterest.org/blog/the-buzz/was-americas-secret-cold-war-strategy-nuke-russia-back-the-20922 . 冷 戦が熱核戦争になっていたら、米国とソ連は相互に破壊され尽くされていただろう。 今回初めてロシアのどの都市が標的になっていたのか、その理由が明らかになった。米政府が1950年代の戦略空軍(SAC)資料を機密解除し、米爆撃部隊とミサイルが共産圏を広く攻撃対象にしていたことが判明した。 「SACは東ドイツから中国まで都市1200箇所をリストアップし優先順位も決めていた」と今回情報開示を求めたNGO団体ナショナルセキュリテイアーカイブは解説。「モスクワ、レニングラードがそれぞれ第一位、第2位で、モスクワには179地点を爆心地に指定、レニングラードは145地点で人口高密度地点も含まれていた」 だが狙いは単なる破壊にあったわけではない。SACではソ連空軍力を一掃し爆撃機の発進阻止を優先していた。ICBMが実用化となる前の話で、米本土や西欧の爆撃を恐れていた。標的に指定された航空基地は1,100箇所で、Tu-16バジャーの基地がリスト上位にあった。ソ連の航空戦力が破壊されれば次はソ連工業力が次の標的となるはずだった。 だがその過程で多くの無関係な生命が犠牲になっていただろう。SACの標的リストは1956年の作成で1959年版の核攻撃案では一般都市も当然ながら含まれていた。 SACの戦争計画はソ連圏の都市工業の「系統的破壊」であからさまに都市部の「住民」を

冷戦時ソ連に撃墜され投獄されたRB-47パイロットの運命

冷戦時のソ連は結構荒っぽく、領空侵犯した機、していない機も撃墜しています。今回の記事のパイロットは運悪く撃墜されソ連当局に逮捕されたのですね。投獄7か月が長いのかわかりませんが、おそらく交換の形で帰国できたのでしょう。翻って航空自衛隊パイロットが中国に撃墜され地上で捕獲されたらどうなるのか。まず自衛隊員は軍人ではなく公務員ですので軍人の処遇は受けず民間人スパイと同じ扱いになるのでは。つまり闇に葬られるか、取引の材料とされるのでしょう。考えたくない仮定ですが。今回はオファット基地のあるオマハ地元紙の記事です。 By U.S. Air Force photo [Public domain], via Wikimedia Commons 55th Wing pilot imprisoned by Soviets in Cold War will be laid to rest 冷戦時にソ連で捕虜となった第55航空団パイロットが安息の時を迎える By Steve Liewer / World-Herald staff writer Jul 24, 2017 Updated 18 hrs ago http://www.omaha.com/news/military/th-wing-pilot-imprisoned-by-soviets-in-cold-war-will/article_f4126df9-28a5-5bb4-8b72-dd334d232aba.html ブルース・オルムステッド大尉と妻ゲイル(左)、ジョン・マコーン大尉と当時の妻コニーが1961ン円1月に7か月にわたるソ連監獄生活から解放され再開した。 JOHN F. KENNEDY PRESIDENTIAL LIBRARY AND MUSEUM 写真左から、ゲイル・オルムステッド、ブルース・オルムステッド大尉、ジョン・マコーン大尉、リンドン・ジョン副大統領、大統領夫人ジャクリン・ケネディ、ジョン・F・ケネディ大統領。空軍の二名は戦略空軍軍団のRB-47の生存者で、機体はソ連により北極海上空の国際空域で1960年7月1日に撃墜された。White House Photographs. John F. Kennedy Presidential Library