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あなたの知らない戦史シリーズ① ウラジオストック沖米ソ空中戦(1952年)

あなたの知らない戦史シリーズです。これは廃刊になったソノラマ文庫の「朝鮮戦争空戦史」にも紹介されいましたがここまで詳しくなかったと記憶します。性能では劣るパンサーを巧みに操った海軍操縦士の腕の方が上だったということですね。ロシア人がMiGに乗っていたことは前線では知られていて、不時着したロシア人パイロットを捕虜にしようと米軍が近づくと別のMiGがこのパイロットを射殺したということです。 A Secret for 40 Years: Navy Jets Battled Russian Jets Siberian Snow 40年間秘密になっていた米海軍ジェット機対ロシアジェット機編隊の交戦記録 by Warrior Maven https://www.themaven.net/warriormaven/history/a-secret-for-40-years-navy-jets-battled-russian-jets-siberian-snow-HCUCQ2J9sk-NQht5trJS0Q Sebastien Roblin 1 952年11月18日午後のこと、ネイヴィーブルー塗装のジェット機の4機編隊が空母USSオリスカニーから日本海を覆うシベリア低気圧の中へ発進した。同空母は空母3隻含む25隻の任務部隊77の一部で北朝鮮の橋梁他を空爆していた。その日早くは中国、ソ連からの補給物資が集まる場所で国境線近くのHoeryongの物資集積基地を空爆していた。 4機はF9F-5パンサーで雪嵐で視界500フィートまで下がっていたが戦闘航空哨戒(CAP)に当たった。艦体の航空捜索レーダーは有効半径が100マイルしかなく、ソ連にはIl-28ジェット爆撃機がありその距離なら数分で到達し、現にその姿が写真に収められていた。ソ連や中国機が空母部隊を襲う事態は発生していなかったが、奇襲攻撃をCAPで予防するに越したことはないと思われていた。 パンサー編隊が哨戒パターンで高度16千フィートを飛行中に報告が入った。敵味方不明数機が現在の地点から83マイル北で探知され、ウラジオストックの方向から飛んでいるというのだ。 海軍戦闘飛行隊VF-781所属の四機は迎撃コースをとった。飛行機雲を視認しソ連軍7機が高度40千フィートを飛行中で金属製胴体が光を反