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★F-35>2015年の納入実績は合計45機に終わる

自画自賛で締めくくりとしたロッキード・マーティンですが未だに第一線に配備可能な機体は一機もない状態が続いています。巨大プロジェクトすぎてつぶせない、と腫れ物に触る状態になっていくのではないですかね。データ融合という機能を早く見たいものです。一方で日本で組み立て作業が始まっていますが国内でこっそりとしか報道されていないのはどういうことなのでしょうか。 Lockheed Martin Delivers 45 F-35s in 2015 By Lara Seligman 3:11 p.m. EST December 21, 2015 http://www.defensenews.com/story/defense/policy-budget/industry/2015/12/21/lockheed-martin-delivers-45-f-35s-2015/77705172/ (Photo: Senior Airman Solomon Cook / US Air Force) WASHINGTON —2015年のロッキード・マーティンは米国他各国向けにF-35を合計45機納入し、年間目標を達成した。 「これまでで最大の機数のF-35を納入したことは当社の事業が軌道に乗り、安定していることの現れです」とロレイン・マーティン(ロッキード・マーティン、F-35事業管理者)が声明文で述べている。「45機納入を達成した政府・産業界のチームワークに謝意を送りたい」 45機のうちF-35Aは米空軍向け26機、ノルウェー空軍(2機)、イタリア空軍(1機)、F-35Bが米海兵隊向け8機で米海軍向けF-35Cが8機あった。 F-35の年間生産数は昨年比で25%増加していると共同事業管理室がまとめている。同室室長クリス・ボグデン中将はロッキードは更に増産し、今後数年間にわたりペンタゴン向けだけで毎年120機を生産すると発言している。 増産はさらにつづき、2019年末時点でJPO試算では世界中で493機が第一線に配備されているはずだという。現在は126機。今後四年間でJPOは世界17箇所に同機が配備され、そのうち半数以上が米国外だという。 これまでのロッキードの納入合計は154機だという。 「機体生産の目標達成は大事な一歩で事業

F-35のフライトテストは現在停止中

                F-35 Flights Suspended aviationweek.com Oct 1, 2010 F-35のフライトテストは各機種で共通の燃料系統のソフトウェアで問題が発見されたこと、短距離離陸垂直着陸型(Stovl)でドアの問題があることで飛行テストを中止している。 国防総省によるとテスト中止は一時的なもので、ソフトウェア改修までの措置という。同ソフトウェアはエンジンにある燃料供給ポンプ三箇所を制御するもの。不正確な作動をするとポンプの作動がとまってしまう可能性があることが判明したもの。 メーカーのロッキード・マーティン側は当初はフライトをポンプの作動が必要とならない高度10千フィート以下に限定するとしていたが、ペンタゴンは安全を考慮してフライトをすべて停止する措置とした。 Stovlモードでの飛行が先週停止になったのは、飛行後の点検でテスト機BF-1の補助取入れ口のドアヒンジに問題があることが見つかったため。この原因を見つけ有効な解決策を求める努力はまだ完了していない。        燃 料ポンプの問題解決方法はすでに見つかっており、テストも実施されている。ソフトの改修でポンプの作動シークエンスを修正するものがパタクセント海軍航空 基地とエドワーズ空軍基地の双方でテスト用に確保した機材に10月 5日以降にアップロードされる予定だ。        飛行テスト日程全体への影響はまだ不明とロッキードは見ている。通常離着陸型(CTOL)のF-35Aと艦載型(CV)のF-35Cの進捗は予定より先に行っているが、Stovl型のテストが大幅に予定より遅れている。    F-35全体として今年になって飛行回数は269回を数えており、計画の243回より多いものの、9月は今年になって初めて実績回数が予定を下回っている。(実績36回予定45回) 2010年の予定394回へ向けたテストは順調に進んでいるが、ロッキードはStovlのみ今年は予定回数を消化できない見込みと認め、当初2011年3月を予定していた海上公試がずれ込むと見ている。