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極秘衛星ズーマ打ち上げは本当に失敗したのか

Analysts Disagree About Classified Sat Zuma’s Fate 極秘衛星ズーマの打ち上げ結果で見解が食い違っている マーティンエア(KLM)貨物機8371便パイロットの Peter Horstinkがヨハネスブルグに向かう途中でファルコン9二段目の減圧と推進剤放出の様子を目撃し撮影に成功した。高度35,000ft スーダンのハルツーム北方で時刻は3:18 UTだった  ©Peter Horstink Jan 11, 2018 Irene Klotz | Aviation Week & Space Technology http://aviationweek.com/space/analysts-disagree-about-classified-sat-zuma-s-fate 1月7日午後8時にスペースXのファルコン9がケイプカナベラルAFSから打ち上げられ極秘の米政府ペイロード(コードネーム、ズーマ)を打ち上げた。その後から話が見えなくなった。 東アフリカ上空を飛行中のパイロットがロケットの上段が減圧され推進剤を放出する様子を撮影していた。打ち上げ後およそ2時間15分後のことだ。オランダの科学者にして衛星ウォッチャーのマルコ・ランブロークMarco Langbroek,が衛星観察者メイリングリストSeeSat-Lに寄稿したところによればズーマの軌道は高度900から1,000キロので赤道から50度南北に傾いているという。 しかしメディア報道では匿名の情報機関関係者や業界筋を引用して宇宙機は二段目から分離に失敗し大気圏再突入しインド洋南方に墜落したと伝え始めた。 スペースXは本件に関し情報を遮断しており、1月9日に以下短い声明文を発表しただけである。「事実を明確にするため、これまでのデータを整理するとファルコン9はすべて正常に作動していた」と同社社長グウィン・ショットウェルGwynne Shotwellが発表。 「当社あるいは外部で詳しく検討した場合は直ちにご報告する。この声明内容に反する情報が発表されているが全くの誤りと断言しておく。ペイロードが極秘のため、これ以上言及できない」と述べた。 これまで解析したデータでは設計、運用等で変更の必要は認められない

極秘衛星ズーマの打ち上げは1月5日(米東部標準時)

SpaceX Launching Top-Secret Zuma Satellite for US Government This Week スペースXが米政府トップシークレット衛星ズーマを今週打ち上げ スペースXのファルコン9ロケットにズーマペイロードが乗り、ケネディ宇宙センターの打ち上げ台39Aで待機している。打ち上げは1月5日予定。 November 2017. Credit: SpaceX By Mike Wall, Space.com Senior Writer | January 2, 2018 03:40pm ET https://www.space.com/39257-spacex-secret-zuma-mission-launching-soon.html 謎につつまれたズーマ宇宙機の打ち上げが迫っている。 スペースXのファルコン9ロケットがズーマ衛星を打ち上げる。同衛星はトップシークレットの米政府衛星で打ち上げは1月5日金曜日午後8時から10時(東部標準時)にNASAケネディ宇宙センター(KSC)で実施すると米空軍が発表。 打ち上げは当初11月に予定されていたが、スペースXにより延期されていた。ペイロード・フェアリングテストの結果を待つためとされた。(先端部のフェアリングは宇宙機を打ち上げ時に保護するのが役目だ) ズーマの役割は不明で、謎に包まれている。ただ低地球軌道に乗せられられることだけが分かっている。 金曜日にはファルコン一段目の地上回収もあり、同社のKSCに隣接するケープカナベラル空軍基地内の同社施設に着地する。 これまでファルコン9ブースターは20回着地しており、第一段目は5回の再利用が可能。スペースXはロケットや宇宙機の再利用を進めており、同社創設者でCEOのイーロン・マスクは宇宙飛行費用を大幅削減すると発言している。 ズーマの打ち上げ台は39A発射台でスペースシャトルやアポロ月探査船を打ち上げた場所だ。2014年にスペースXは打ち上げ施設の20年間リース契約を結んでいる。siaku Follo w Mike Wall on Twitter @michaeldwall and Google+ . Follow us @Spacedotcom , Facebook or

スペースXが打ち上げる「ズーマ」衛星の正体は?

SpaceX is about to launch 'Zuma,' a top-secret satellite that's shrouded in mystery  スペースXがトップシークレット 「ズーマ」衛星の打ち上げ準備中 米政府発注の謎に包まれたズーマペイロードがスペースXのファルコン9ロケットに乗せられている。 Nov. 15, 2017. SpaceX/Twitter   Dave Mosher    Nov. 17, 2017, 9:32 AM http://www.businessinsider.com/spacex-zuma-classified-satellite-launch-video-2017-11 スペースX が米政府向け第三回目打ち上げの準備に入った。積み荷はトップシークレット宇宙機で同社は「ズーマ」と呼ぶが詳細は不明だ。 打ち上げはフロリダのケネディ宇宙センターから17日東部標準時午後8時に予定され、午後10時に変更の可能性もある。スペースXはYouTubeで打ち上げを実況中継する。 スペースXは極秘衛星打ち上げを水曜日に予定していたが延期していた。理由は天候ではないようだ。同社はフェアリング(ロケット先端部)の点検を「別の顧客」が行ったため待機状態になったと説明している。金曜日の打ち上げもキャンセルの可能性がある。 再利用可能ファルコン9のブースター(全長123フィート)はズーマを地上数十マイル上空に送ってからケープカナベラル空軍基地に帰還する。ブースター切り離し後は小型第二段ロケットを点火し極秘ペイロードを軌道に乗せる。 衛星を所有者が米軍なのか民間企業かも不明だ。スパイ衛星は国家偵察局(NRO)が打ち上げるのが普通だが、同局はズーマと関係ないとAviation Weekに述べている。 スペースXもズーマミッションの内容について回答を拒む中で、 ノースロップ・グラマン が関与を認めている。同社広報担当役員ロン・レインズがBusienss Insiderに以下伝えてきた。 「ノースロップ・グラマンはズーマ打ち上げに関与できることを光栄に感じております。この政府ミッション打ち上げはコスト効果の高い宇宙アクセス実施方法となります。米政府はノ

スペースXの再利用可能打ち上げ機で軍用衛星運用はどう変わるか

なるほど民間の宇宙利用がいかに軍事利用に依存しているかを伺い知らされるお話ですね。スペースXはNASA技術陣が多数入社していますが、これだけの構想を現実に移したのはマスクの存在のおかげでしょう。マスクは本当に世界を変える存在になってきましたね。 SpaceX reuses Falcon 9 rocket, but long road ahead for military adoption スペースXの再利用可能ファルコン9ロケットの軍事転用はまだ先の話か By: Valerie Insinna, March 31, 2017 (Photo Credit: SpaceX) http://www.defensenews.com/articles/despite-historic-spacex-resuable-rocket-launch-long-road-ahead-for-military-adoptio n WASHINGTON — 民間企業 スペースX が3月30日に歴史を作った。ファルコン9ロケットの再利用に成功し、打ち上げ済みロケットを宇宙に再度送れると実証した。 スペースXの国家安全保障関連ペイロードは2018年のGPSIII衛星打ち上げまで予定がないが今回の打ち上げで国防総省にも従来より安価な宇宙ミッション実施の可能性が開けてきた。ただし専門家は軍事宇宙で普通に使うまで数年から十年程度かかると見ている。 ファルコン9はNASAケネディ宇宙センターから東部標準時間6:27 p.m.に打ち上げられ、第一段第二段切り離しに成功し、打ち上げ9分後にスペースXは同社所有の自律運用無人船「Of Course I Still Love You」上に着艦回収したとツイッターで発表した。 「Forecast International」の航空宇宙アナリスト、ビル・オストローヴだ。「国防総省は自分たちの打ち上げ業務には非常に慎重です」と3月31日に「Defense News」に語っている。「打ち上げは非常に高額なのでひとつの衛星に機能をたくさん詰め込み打ち上げ効果を最大にしてきました。それで打ち上げ信頼性をいかに高めるかに関心が集まり、自然に打ち上げ単価が高額になったのです」 スペースXは今後も再利用可能ロケットのテストを続ける