Boeing awarded further Japanese E-767 AWACS upgrade contract
ボーイングへ航空自衛隊E-767AWACS改修の契約を交付
航空自衛隊のE-767AWACS四機はすべて改修を受け、米空軍他が運用中の707原型との親和性を高める。Source: JASDF
Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly
04 April 2018
ボーイングへ64.8百万ドルで日本のE-767AWACS各機のミッションコンピューターシステム改修契約を交付したと米国防総省が3月29日に発表した。
海外軍事販売制度(FMS)を使い、日本のE-767全機のミッションコンピューター改修は総額125.7百万ドルとなる。E-767の能力改修はこれが第四次で、航空自衛隊保有のE-767四機の改修作業はオクラホマ州オクラホマシティ、テキサス州サンアントニオ、ワシントン州シアトルの各地で行われ全作業は2022年12月31日までに完了する。
これまで三次にわたる契約で航空自衛隊機の能力改修が行われ初回は1998年-99年成立のミッションコンピュータ改修で2014年12月31日に完成している。その他機体製造関連とミッションコンピュータ能力向上が2015年に公布され2020年まで作業が続いている。
現在実施中の作業には機体に改良型ミッションコンピューター、電子支援装備、 航空運航警告衝突回避装置、AN/APX-119敵味方識別(IFF)トランスポンダー、次世代IFFのUPX-440、自動識別装置、データリンクのアップグレードが含まれる。■
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。