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イスラエルのF-35が実戦化、受領から一年未満で

イスラエルの対応、準備態勢は日本も大いに参考にすべきでしょう。

F-35投入で当面は周辺国に対する優位性を確保できるとの自信が見えてきますが、

イスラエルだけの特殊装備を加えたF-35Iはいろいろとこれから進化していくので

しょうね。では日本は?


Israel declares F-35s ready for operations

イスラエルがF-35の実戦化を宣言


スラエル空軍は導入済み9機のF-35の初期作戦能力獲得を12月6日、宣言した。
  1. イスラエル国防軍は同日付声明でF-35の作戦能力獲得は米国除けば同国だけだと述べ、「戦略作戦能力を増強」させ「あらゆるシナリオと想定で」即応態勢が向上すると述べた。
  2. 今回の初期作戦能力獲得はイスラエル軍とロッキード・マーティンがかねてから計画していたものだが、今週初めにイスラエル軍がシリアで72時間にわたり複数地点を空爆した後の発表になった。シリアがイスラエル機に地対空ミサイルを発射した後の対応となった。
  3. イスラエルはF-35がこのシリア攻撃に参加したのか肯定も否定もしていない。ただしイスラエルはシリア国内にイランが恒久的プレゼンスを置くことは阻止すると述べている。エルサレム・ポスト紙主催の談話会でベンジャミン・ネタニヤフ首相は喫緊の課題は「シリアをイランに渡さないこと」と述べ、加えた。「真剣にこれを実行する」
  4. イスラエル空軍隊員全員にむけ訓示で空軍司令官アミカム・ノーキン少将Maj. Gen. Amikam NorkinはF-35の初期作戦能力宣言は「各方面で動的になっている中東でIAFが活動を展開する中で実現した。たえず変化し続ける複雑な課題に高品位かつプロの空軍力で対応する。そこでF-35の実戦化はイスラエル航空宇宙軍の実力をさらに引き上げることになる」と述べている。
  5. イスラエル空軍前司令官のイド・ネフシュタン少将 Maj. General Ido Nehushtanは記者に第五世代機は「他では得られない戦略的優位性を我が国に与えてくれる。抑止効果と作戦能力の双方で」と述べている。同少将がF-35調達を決めた。
  6. ネフシュタン少将によればイスラエル軍はF-35に「イスラエル独特の装備」を搭載したうえでネットワーク接続しイスラエル航空戦力全体の底上げに努めているという。「中東でこうした特別の戦力が実現することの利点は多い。F-35を空軍全体の能力向上に寄与させイスラエルが直面する課題にこたえていく」
  7. F-35をイラン攻撃の主役に据えるのかとの問いにネフシュタン少将は「イスラエルが自衛権を行使する必要があると判断すればF-35の役割はまちがいなく中心となる」と述べた。
  8. ただしイラン含む周辺国の2015年核合意を遵守する意味で、少将は近い将来にイスラエルが軍事力を行使する可能性はないと述べた。「合意でイランは短期的には核兵器を保有できなくなった。だが長期的には合意に穴があるのは確かだ。とはいえ国際合意は有効で攻撃がすぐにでもあるわけではない」
  9. イスラエルはF-35を50機調達する契約をしており、さらに25機を今後追加調達する。■

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