USAF explores cloaking device for tankers
大型輸送機に透明化装置の導入を模索する米空軍
20 SEPTEMBER, 2017
SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM
BY: LEIGH GIANGRECO
WASHINGTON DC
米空軍は来月にも給油機、情報収集監視偵察機で顕著な残存性不足対策の検討内容を発表すると航空機動軍団(AMC)の司令が言明した。
重要航空機材に関する研究で既存の給油機、ボーイングE-3(AWACS)、ノースロップ・グラマンE-8C(JSTARS)の各機で残存性でギャップが顕著と判明している。
AMC司令官カールトン・エヴァ―ハート大将Gen Carlton Everhartは以前からUSAFの次世代KC-Z給油機で「透明化」能力が必要と論じており、レーダー反射を操作して敵の攻撃を避ける構想だ。このためにはレーダーの放射性エネルギーを拡散させ給油機・輸送機の外形を見えなくする必要がある。
空軍協会の年次総会壇上でエヴァ―ハート大将は「実はそんなに簡単なことではない。一つでも電子が漏れれば敵に正体がばれる」
エヴァ―ハートはUSAFが情報開示請求を出していわゆる透明化技術関連情報を求めるかは明らかにしなかったが、総会に出席した業界関係者とコンセプトを話し合っている。
他方で空軍ライフサイクル管理センター長からは航空戦闘軍団が防御用レーザーを航空機動軍団の機材に搭載する検討に入っていることが明らかにされた。レーザーも透明化もともに必要であり、AMCは先に実用化された技術を導入したいとエヴァ―ハートも述べている。■
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