中国が数で凌駕しても日本は技術で対抗し、相当の損失を覚悟しなければならないようにする。ここに抑止効果の本質が見えますし、琉球地方の戦略的意義があります。だからこそ中国は琉球独立論まで支援し戦略構図を自分の都合の良い形に変えようとします。道路を勝手に封鎖したりテントを不法に立てている勢力は中国にとって頼もしい勢力なのでしょうが決して信頼もされていないはずです。
How Japan Could Sink China's Navy in a War: Ramjet Missiles日本はラムジェットミサイルで中国海軍を海の底へ送る
July 22, 2017
- 新型対艦ミサイルで自衛隊の海上抑止力は一気に伸びる。マッハ3で飛翔するXASM-3はミサイル防衛をかいくぐり敵艦を沈める。北太平洋進出前に同ミサイルの有効射程に入らざるを得ないため中国が憂鬱になるのは必至でだ。
- 従来の対艦ミサイルに米製ハープーンや仏製エクゾセがあるが、ロケットモーターやターボジェットで亜音速飛翔し、高度15フィートと波頭ぎりぎりの高度を維持するため「シースキマー」と呼ばれる。超低空飛翔でミサイルは地球の湾曲で標的から探知しにくくなる。低空飛行すればその分探知可能距離が短くなる。30フィートで飛ぶミサイルで19マイルでハープーンが10メートルの高さで飛べば敵レーダーが探知できるのは命中2分前で対応時間がなくなる。
- ごく最近まで亜音速超低空飛翔が西側標準だった。ソ連のラムジェット式P-270モスキットミサイルなど新型技術も登場したが冷戦終結で米、NATO側は対応しなかった。攻撃対象の敵艦隊が不在となった1990年代に新装備開発は失速し、2001年以降は地上戦に焦点を合わせハープーンなど旧式装備が後継機種のないまま供用されてきた。
- ただし海軍戦に重点を維持した国がある。この国は隣国が質量ともに海軍戦力を整備するのを見て、自国艦船の整備を怠らなかった。初のドック型揚陸艦に続き、空母部隊を整備した。その国とは日本で、人民解放軍海軍(PLAN)が沿海部戦力からインド洋やバルト海まで進出する海軍力に成長する様を傍から見てきた。PLANの戦力は今や海上自衛隊をトン数隻数ともに凌駕する規模になっている。
- 2000年代から開発が始まった新型XASM-3対艦ミサイルで力のバランスをふたたび日本に戻す期待が高まる。ラムジェットを搭載したXASM-3の最大速度はマッハ3超で海面すれすれを飛ぶ。標的艦には命中までの対応時間が30秒しかない。
- Navy RecognitionによればXASM-3の射程は92マイルだが、おそらくもっと長いだろう。ミサイルは全長17フィートで約2千ポンドの重量はトマホーク対地攻撃ミサイルやSM-6防空迎撃ミサイルより小さい。XASM-3は慣性/GPS航法を切り替え、パッシブ/アクティブシーカーを最終段階で使い分ける。航空自衛隊のF-2多用途戦闘機は同ミサイル二発を搭載する。生産は2018年開始する。
- 海上自衛隊に新型ミサイルXSSMが導入されるとの報道がある。マーク 41垂直発射装置に搭載可能で海上自衛隊艦船の対艦攻撃能力が強化され、駆逐艦たかなみ級で32本、こんごう級イージス艦には90本の発射管がある。さらにXASM/XSSMから発展して新型陸上配備対艦ミサイルが実現する。かつて時代遅れと言われた陸上配備対艦ミサイルが再び脚光をあびている。
- 中国は水上任務部隊を琉球諸島島しょ線の先に定期的に送っている。中国の北方艦隊、当方艦隊は琉球諸島を通過しないと太平洋に出られず、あるいは台湾まで遠回りをする必要がある。平時のPLANは日本の排他的経済水域を合法的に無害航行している。
- 琉球諸島の地理条件と陸上配備対艦ミサイルを組合わせると有事に強行突破しようとすればPLANは相当の被害を覚悟する必要がある。対艦ミサイルはトラックに積んで与那国島から石垣島、宮古島、沖縄本島、徳之島、奄美大島まで配備すれば対艦ミサイル網が多重的に連続して完成する。琉球諸島を避け南北に移動すればそうりゅう級ディーゼル電気推進攻撃潜水艦、はやぶさ級誘導ミサイル艇あるいはASM-3搭載F-2の標的になる。
- 高性能対艦ミサイル開発でも日中の軍事バランス変更は簡単ではないもののPLANにとって日本沿海部は危険水域になる。海上で日本を簡単に屈服(撃破)できると見る向きに新型ミサイルが冷水を浴びせる。ミサイルの威力を避けるためには戦闘自体を回避するしかない。
Kyle Mizokami is a defense and national-security writer based in San Francisco who has appeared in the Diplomat, Foreign Policy, War is Boring and the Daily Beast. In 2009 he cofounded the defense and security blog Japan Security Watch. You can follow him on Twitter: @KyleMizokami.
>中国が数で凌駕しても日本は技術で対抗し、
返信削除戦は数だよ兄貴!
という訳で、「数を出してくる手前の段階」で沈めちまいましょう。
旅順封鎖とかそんな感じで出来れば言う事無いですけどね……