衝突したACXクリスタルの不可解な航行状況はまだどこも報道していませんが、確かなのでしょうか。情報が錯綜しているようですが、JAGが調査をまとめるそうですから期待しましょう。命を落とした7名の冥福を祈ります。
横須賀港に到着したUSSフィッツジェラルド
TYLER HLAVAC/STARS AND STRIPES
Navy identifies 7 sailors killed in USS Fitzgerald collision near Japan
USSフィッツジェラルド内で死亡した水兵7名の身元を米海軍が発表
YOKOSUKA NAVAL BASE, Japan —米海軍は土曜日のUSSフィッツジェラルド事故で死亡した乗り組み水兵7名の氏名を発表した。第七艦隊が発表した氏名は以下の通り。
- Gunner’s Mate Seaman Dakota Kyle Rigsby, 19, of Palmyra, Va.
- Yeoman 3rd Class Shingo Alexander Douglass, 25, of San Diego, Calif.
- Sonar Technician 3rd Class Ngoc T Truong Huynh, 25, of Oakville, Conn.
- Gunner’s Mate 2nd Class Noe Hernandez, 26, of Weslaco, Texas
- Fire Controlman 2nd Class Carlos Victor Ganzon Sibayan, 23, of Chula Vista, Calif.
- Personnel Specialist 1st Class Xavier Alec Martin, 24, of Halethorpe, Md.
- Fire Controlman 1st Class Gary Leo Rehm Jr., 37, of Elyria, Ohio
- 上記7名は行方不明となり、艦長含む三名が横須賀海軍病院に搬送された。艦長ブライス・ベンソン中佐と水兵一名は退院したと第七艦隊は月曜日朝にフェイスブックで発表している。
- フィッツジェラルドとフィリピン船籍ACXクリスタルは土曜日2:30 a.m.に横須賀港から64マイル地点の伊豆半島近くで衝突したと海軍は発表。海軍は日曜日の時点で捜索活動は一時中止し、遺体数名分が艦内で見つかったが近親者の確認前には詳細発表を控えていた。
- 見つかった水兵の遺体は浸水した居住区で見つかっており、脱出経路が衝突で使えなくなっていたと第七艦隊は日曜日に発表していた。
海軍作戦部長の訪日
- 海軍作戦部長ジョン・リチャードソン大将は最上級曹長スティーブ・ジョルダーノと火曜日に横須賀に飛び、フィッツジェラルド乗員、家族と会見すると在日海軍部隊司令部が月曜日朝に発表した。両名はこのほかの海軍関係者と基地に働く民間作業員とも会い、フィッツジェラルド事故の支援に感謝する。
不可解なコンテナ船の事故当時の航行状況
- ACXクリスタルは東方向に航行中で東京湾に向かっていた。同船の自動航行記録装置によると同船は方向を変え旋回していることがMarinetraffic.comからわかる。データでは衝突の瞬間とほぼ同時に旋回を止めている。
- 海上保安庁はクリスタル乗員に事情聴取しているが、フィッツジェラルド乗員とはまだ会っていないと報道官は述べた。
- ACXクリスタル乗員に負傷者は発生していない。
- 事故現場は毎日400隻が利用する航路で海上保安庁は直近五日に同様の事故三件が発生しているという。
第七艦隊司令官の記者会見とフィッツジェラルド修理
- 第七艦隊司令官ジョセフ・オーコイン中将は事故調査で海軍法務部調査活動の統括将官を任命すると報道陣に日曜日語った。
- また海軍は調査活動で日本側に全面協力すると述べた。
- オーコイン中将からは艦長居室他艦内で多くの区画が大きく損傷しているとし、「艦長居室は完全に破壊されている。生き残れたのは幸運」と述べた。
- 「艦は修理し復帰させる。大修理となるが復帰させる。修理工期は数か月の見込みで年内完成と見ている」と述べた。
hlavac.tyler@stripes.com
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