よくわからない現象ですが一刻も早い原因究明を望みたいですね。低酸素症と言い切らず、似た症状と表現がトーンダウンしていることに注目です。
Luke Air Force Base extends cancellation of F-35 flight operations ルーク空軍基地がF-35飛行停止措置を延長
(Photo Credit: Staff Sgt. Staci Miller/US Air Force)
WASHINGTON — ルーク空軍基地(アリゾナ)でのF-35の飛行運用中止措置が延長される。パイロットから低酸素症に似た症状を訴える事例が5件発生したことの調査が未完了と同基地報道官が6月12日月曜日に発表した。
- 第56戦闘機飛行隊で5月2日以降5名のパイロットから酸素不足の症状が報告されており、うち二件は先週に発生している。各事例で予備酸素が起動しパイロットは無事機体を着陸させたが、訓練は停止されF-35合同開発管理室JPOが調査に入っていた。
- 第56飛行隊報道官レベッカ・ヘイス少佐からはJPO調査チームが日曜日に同基地に到着し、現在インシデントの原因可能性を狭めていると発表した。あと数日中に根本原因が見つかる期待があるが飛行再開の暫定日程も発表できる状態ではないとDefense Newsに伝えてきた。
- 「第56戦闘機飛行隊は当地でのF-35A飛行を引き続き停止中でパイロット、整備陣、航空医官含む軍民共同チームの調査を待つ。この間に生理現象の技術的裏付けをとりリスク低減策を模索し飛行運用の再開を図りたい。
- 「F-35Aパイロット養成を通じ将来の空軍力整備にあたる当飛行隊で飛行再開に向け専門チームが全力を挙げ調査中。パイロットの安全は最優先であり、安全のためには時間をかけることは惜しくない」との声明を少佐が発表した。
- 飛行停止中にパイロット全員は集合教育を受けており、飛行停止の影響はパイロット49名55機に出ている。
- 現時点では何が起こったのかよくわからない。機内酸素発生装置が故障をしたのかも不明。5件すべては別の機材で発生しており、所属飛行隊・生産バッチも異なるとヘイス少佐は確認。しかしながら、低酸素症に似た症状が発生しているのはルーク空軍基地のみで空軍当局は当地のみで発生した現象と理解したいという。
- 第56飛行隊司令のブルック・レオナード准将が飛行再開の日程を最終的に決める。■
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