What you need to know about the 'Mother of All Bombs'
「全ての爆弾の母」と呼ばれるMOAB、GBU-43
WASHINGTON — 米軍がGBU-43/B別名「全爆弾の母」をISISのトンネル施設にアフガニスタンで投下し、同装備が初めて戦闘に投入された。
- この名称は正式名称の大規模航空爆発弾の頭文字MOABからのもので非核兵器としては最大規模だ。だがもっと大きな威力を持つ兵器がある。
- MOABは空中炸裂弾で非強化地上目標物を広範囲に破壊することを目的に開発された装備だと空軍関係者がDefesnse Newsに説明してくれた。貫通効果はないが、洞窟や渓谷あるいは炭鉱のような目標物にも最大効果を発揮する。
- これが今週木曜日に投下された。MC-130で空軍特殊部隊が重量21,600ポンドGPS誘導の同兵器をアフガニスタンのナンガーター県アチン地区に投下したと中央軍が発表した。
- 「ISIS-Kは敗北を重ねており、IED即席爆発物を使い、退避壕やトンネルで防御態勢を強化している」とアフガニスタン駐留軍トップ、ジョン・W・ニコルソン大将は述べ、「障害物と関係なくISIS-Kへの攻勢を強めるのに最適な兵器だ」
- MOAB投入の利点は他の精密兵器と違い、強力な爆発物で地表広くに爆風効果を生むことにある。爆風発生で多くの爆発物も誘爆させる効果があるという。
- つまりIED等を一気に片付ける効果が生まれ、ISIS戦闘員にも多大な被害が生まれると専門家は見る。深い地点や防御された洞窟は攻撃対象ではないが、これだけの規模の爆風が発生すれば通常の洞窟や地下施設なら落盤が崩れる効果があるという。
- GBU-43の詳細は謎のままで、単価や空軍の保有数は不明だ。空軍は同兵器を何発購入しているのかは話せないとしている。
- ただしその開発過程は知られている。MOABはサダム・フセイン政権に圧力をかけるべく開発された。空軍研究所が短時間にカイアhつしたもので、最終テストは2003年3月11日と開発着手から一年で完成させている。ただしイラク戦では結局投下されていない。MOPは空軍研究所が開発し、ボーイングが製造している。全長30フィートに及ぶ巨体のため爆撃機では運用できない。
- ではGBU-43より大きい兵器があるのか。GBU-57A/B貫通弾MOPがその答えのようで、30千ポンド超の「バンカーバスター」として地下深くに貫通し地下壕等施設を破壊する効果がある。■
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