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陸自AH-64アパッチの性能向上策


しかし陸上自衛隊のAH-64Dロングボウは13機しかないのですね。中途半端な調達に終わっているのですね。

Japan’s Apaches to get improved vision 陸自アパッチヘリに高性能視認性能加わる

By: Jen Judson, April 26, 2017 (Photo Credit: Abigail Meyer / Fort Bliss Public Affairs Office)

  1. 日本の陸上自衛隊が運用するAH-64DJPアパッチ攻撃ヘリコプターの性能改修が間もなく始まる。ロッキード・マーティン製の新型目標捕捉識別暗視装置Modernized Target Acquisition Designation Sight/Pilot Night Vision (MTADS/PNVS)別名「目」が搭載される。
  2. ロッキードは高性能昼間センサー機器(M-DSA)を14セット2020年までに供給し、自衛隊機装備を更新すると26日発表した。M-DSAは「レーザー信頼性を向上してアパッチの目標捕捉ならびに距離測定能力が正確になる」と同社資料にある。
  3. 契約では参加年に渡り実績ベースでの兵站補給業務も含まれており、ロッキードは陸上自衛隊にテスト機材を提供し、日本国内での訓練も受け持つ。
  4. 米陸軍はM-DSA改修をすでに54.3百万ドル契約で昨年初頭に同社と契約している。改修によりパイロットはセンサー画像をカラーで見られるようになる。カタール王国空軍向けキットとして同様の契約が実現している。
  5. 同社によればM-TADS/PNVS装備は予備部品含め1,350基以上が米陸軍はじめ各国に納入されており日本向け十数基もここに含まれる。
  6. 日本は自国内でのM-DSA装着を行う初事例となる。納入は来年はじめに開始し、NECが実施を受け持つとロッキード資料にある。■

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