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★ペンタゴンが4月7日トマホーク攻撃の一次評価を発表。ロシアの情報操作には要注意



ロシア発表との食い違いが気になりますが、ロシア発表しか報道しない日本の一部メディアはもっと要注意ですね。二次攻撃があるのかはまだはっきりしませんが、今回の攻撃は「メッセージ」として軽微な被害をねらっただけのようです。北朝鮮はかたずを飲んで状況を見ているでしょうね。
Aerospace Daily & Defense Report

Pentagon Says All 59 Tomahawks Hit Syrian Targets

Apr 7, 2017James Drew | Aerospace Daily & Defense Report

トマホーク攻撃で「約20機」のシリア航空機を破壊したとペンタゴンは言うが、ロシアはMiG-23の6機が被害を受けただけと発表。U.S. Navy

  1. ペンタゴンによればレイセオン製トマホーク陸上攻撃巡航ミサイル59発が4月7日にシリアのシャリアート空軍基地に発射され、60発目は発射中止された。発射されたミサイル中一発は標的を外したが、残りは狙い通り着弾した。
  2. 地対空ミサイル陣地1、レーダー、航空機20他弾薬庫および化学兵器貯蔵施設の疑いのある箇所が損傷あるいは破壊された。
  3. というのが国防総省の評価である。ペンタゴンでは報道記者会見で係官二名が匿名で対応し海軍が実施した攻撃は100%正確だったと述べ、「59発が命中したのは確実」と説明。
  4. 同上発言と偵察写真を見ると59発中命中は23発で被害は修理中MiG-23の6機だけとのロシア国防省発表の信憑性が疑われる。ロシアは米攻撃の効果は著しく低かったと発表している。ロシアにはシリア攻撃を事前に通告しており、ロシアの防空システムはトマホークミサイルの通過飛行に反応していない。シリア運用のソ連時代の地対空ミサイルは低空飛行するトマホークを捕捉できず逆にミサイルの標的となった。
  5. トマホークミサイルの単価は1ないし1.5百万ドルなので攻撃全体で61百万から92百万ドルとなり費用対効果は高いとペンタゴン関係者は述べている。
  6. 「シリアの子どもたち何人が61百万ドルで命を救われることになるのでしょうか。市民数百人、数千人が化学兵器、樽爆弾や高性能爆発物の犠牲になっています。そのため抑止力が必要であり今回それを実施したわけです」(情報機関関係者)
  7. トマホーク攻撃の準備は4月5日に開始された。同日にトランプ大統領からジェイムズ・マティス国防長官に軍事行動で前日に報道された化学攻撃に対抗する選択肢の提示が求められた。2013年のダマスカス事件以来最大規模の化学攻撃であり、さらに現地で医療活動にあたる病院が爆撃されたことで被害が拡大していた。
  8. 選択肢には海軍艦砲による精密射撃等があり国家安全保障会議が検討ののち、有人戦闘機や爆撃機による攻撃よりも米軍の人的損害が低いためミサイル攻撃案が選択された。4月6日に大統領に選択案が提示された。同日午後4時30分頃、中国主席をフロリダでもてなしながら、トランプ大統領は軍首脳にトマホーク攻撃の実施を命じた。四時間後にロシアは航空基地への攻撃が間近に迫っていることを通知され、USSポーターとUSSロスがミサイルを発射した。
  9. 両艦は第六艦隊所属でスペインのロタから展開しミサイル発射地点に前日到着し、実施命令を待っていた。
  10. シリア目標にミサイル各弾が到達したのは4月7日現地時間午前3時から4時にかけて。機密解除された画像では一部標的に大きな破裂痕や穴が見られる。米関係者によれば正確な損傷状況は評価中とのことだが、20機以上の航空機に損害を与え、ロシアへの通知後四時間に渡り航空機離陸は一切見られなかった。滑走路は攻撃対象から外された。今回投入された弾頭では破壊効果が期待できないからだ。
  11. 攻撃時間は奇襲効果を狙って設定されたが、夜間であり民間人が付近にいる可能性が低いことが理由だ。
  12. 同基地にはロシア人12名から100名が配置されていたとの評価があるが、一名も死亡していない。だがシリア軍関係者数名は死亡している。
  13. ロシアはシリアでの武力衝突回避用の通信を遮断すると発表してきた。米関係者はこれを否定し、通信回線はまだ生きているという。
  14. ペンタゴンは4月4日の化学攻撃時に使用された固定翼機の正体はまだ判明していないと述べている。攻撃直後に救援活動中の病院を監視した小型固定翼無人機の所属も不明だ。攻撃時に同機は病院の周囲を飛行して、その後いなくなったが、五時間後の病院爆撃時には現場に戻っていた。
  15. ペンタゴンは3月30日に化学攻撃があったと見ていた。シリア軍が反乱勢力による攻勢を受けて苦し紛れに化学兵器を投入したと見ていた。シャイラート基地は化学兵器の製造貯蔵が長年行われている場所だ。2013年のダマスカス攻撃を受けてロシアはオバマ政権に対して今後はシリアの化学兵器の除去無力化に協力すると約束していたが、明らかに備蓄されていたのだ。
  16. 「ロシアはシリアの統制に失敗しています」と同上情報関係者は述べた。「注意深くロシアが化学兵器運用の手助けをしたのか、あるいは事実を知っていたのかの評価を続けています」■

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