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レッドフラッグにF-35Aデビュー


レッドフラッグ17-1はすでに始まっており、早速F-35A一機が「撃墜」されています。

Red Flag gives F-35A its toughest test yet


NELLIS AIR FORCE BASE, Nev. — F-35Aが米空軍最大の空対空戦演習のレッドフラッグに投入されたらどうなるだろうか。
  1. 米軍並びに各国関係者は以前より一層難易度が高くなるだろうとし、F-35Aにアグレッサー役を期待する。
  2. レッドフラッグ17-1で空軍のF-35Aが初登場する。ヒル空軍基地(ユタ)から13機が二週間近くに渡り110ソーティーに投入されると第34戦闘機飛行隊司令のジョージ・ワトキンス中佐は説明。
  3. 「従来の敵役より難易度が高まります」とワトキンス中佐は以前のレッドフラッグと比較して述べている。中佐はF-16パイロットとして参加してきた。
  4. 「赤軍飛行隊の機数は増加傾向にあります。アグレッサーですね。また敵役のジャミングも強力になってきており、実際の敵部隊を真似た技能水準も地対空ミサイル脅威もともに高くなってきました」
  5. 今回のレッドフラッグではF-35はアグレッサー部隊に投入されないようだが、第四世代機が演じるアグレッサーの機数が大きな脅威だ。一度に24機ものアグレッサーが飛び、撃墜判定されてもその後三回四回と復活するとワトキンス中佐は説明。
  6. F-35Aのキルレシオは15対1でアグレッサーに勝るが、レッドフラッグはあくまでも演習なのでそこまで全力を挙げる必要はないと中佐は見る。
  7. 「損失が少数にとどまれば難易度は高くなかったことになり、もう一度練習できます。ただ敵の数が多いことと高度な脅威内容を投入してくるのが問題です。したがって演習中に一機か二機の損失は覚悟しなければならないでしょう」
  8. F-35が完全な戦闘能力を獲得すればさらに威力が増すとワトキンス中佐は指摘する。現時点でのミサイル運用な機体内部からの発射しか出来ないが早ければ2018年のブロック3F搭載で外部搭載含む完全武装運用が可能となる。
  9. 他機種パイロットにとって同演習はF-35と一緒に飛ぶ初の体験となる。チャールズ・シュック中佐はF-22パイロットで第27戦闘飛行隊の隊長だが、今年のレッドフラッグがこれまでよりも高性能の敵役を投入していたと振り返る。昨年の演習では海兵隊F-35Bが投入されており、F-22とF-35の補完関係が体感できたと言う。
  10. 「一緒に飛んで空軍のF-35が投入されたらどうなるかがある程度先に理解できるようになった」と中佐は言う。「レッドフラッグ前に有利な立場になりましたね。初日から戸惑うことがないので」
  11. デイヴ・アンジェラス中佐はF-35Aパイロットでヒル空軍基地の予備分遣隊を率いる。各機の特徴を活かして敵を破るためにはミッション準備での検討が重要だと指摘する。
  12. 「(E/A-18グラウラー)の友軍と一緒の場で『敵脅威にどう対抗してどうジャムするのか』と尋ねたとしましょう。『F-35とこうやって一緒に戦う』と説明してくれるでしょう」
  13. 「それでリンク16ネットワークを使ってそれぞれの捕捉した目標を共有して高度脅威(地対空ミサイル)の排除が必要なシナリオではグラウラーと一緒に飛ぶことになります」と中佐は述べる。E/A-18がジャミングや電子攻撃で敵制圧する中で「こちらは前進して除去していく」のだという。
  14. F-35の真価が輝くのは敵が高性能地対空ミサイルを発射した場面だ。コレまでのシナリオではミサイル発射を想定して青軍(友軍)はトマホーク巡航ミサイルなどスタンドオフ兵器を投入して脅威を排除する想定だった。
  15. 今年のレッドフラッグのあるシナリオでは高性能地対空ミサイルが三種類ほど登場している。その場合、サイバー・宇宙・通信各分野の情報収集手段がF-35と連携して目標情報を融合した。その後、F-22が搭載するスタンドオフ兵器で敵を制圧しつつ、F-35がステルス性能を活かして探知されることなく敵ミサイルの射程範囲に侵入し自機の兵装を投下する。
  16. 同じ事をF-16で行い接近すれば危険すぎるとワトキンス中佐は述べる。■

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