1月6日のヘッドライン
筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
B-52飛行中にエンジン脱落
1月4日ノースダコタ州上空を飛行中のB-52HのTF-33エンジン一基が機体から脱落し地上に墜落した。米空軍はヘリコプターでエンジン残骸を捜索中。落下地点は人口希薄な地帯。B-52エンジン換装の議論がこれを経緯に活発になりそうだ。
http://www.defensenews.com/articles/engine-drops-out-of-b-52-during-training-at-minot-air-force-base
ロシアとインドが部品補給体制のインド国内設置で合意か
3月にも締結されるとみられる2国間合意でインドにスホイSu-30向けの予備部品補給処が設立される。部品のインド国内生産につながる一歩とみられる。インド空軍が運用するSu-30MKIの稼働率は現在63%に留まっており、今後の引き上げが期待される。
T-X競作にテキストロンは態度保留
テキストロン・エアランドによれば米空軍のT-X提案要求内容を検討中だがまだ参画するかの決定に至っていないとし、自社開発スコーピオンの行方はまだ不明だ。参入すれば競合他社と真っ向勝負となり、同社としては海外への販路開拓効果も期待したいところ。
核兵力近代化に米国が乗り出す姿勢
トランプは12月に核戦力の整備を重点に掲げ、軍拡競争に打って出る覚悟を表明。米核兵器が老朽化している間にロシア、中国、北朝鮮は近代化、拡充を進め、10年前とは全く異なる戦力を整備している。この三国の現況はどうなっているか。(この記事は別途ご紹介予定)
フィリピンに近づこうとするロシア
航空機、潜水艦など装備提供をロシアがフィリピンに提案していることが判明した。デュテルテ比大統領はこれまでの対米関係を見直す動きを公然と見せており、大統領就任後ロシア艦船が2隻フィリピンに寄港している。さらにロシアはフィリピンとの軍事協力も実現させたいとしている。恒例の米比海軍演習について同大統領は頻度を下げ、海域も南シナ海から離れた地点に変更し、中国を刺激したくないとしている。
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