12月3日のヘッドライン
筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
中国J-16戦闘機の供用開始か
Su-30MKKを参考にしたといわれるJ-16がまず少数中国海軍に配備開始した。今後、海軍向け機材、電子戦機材を加え、J-20等を補完する戦闘機部隊の中核になることが期待されている。
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韓国がフィリピン向けF-50PH二号機三号機を納入
KAI韓国航空宇宙工業がフィリピン空軍用に製造した高等練習機F-50PH2機が台湾高雄空港に11月30日到着し、フィリピンに12月1日到着する。
ボーイングT-X初飛行の準備進む
ボーイングがSaabと共同で開発中の米空軍向け次期練習機案T-Xが年末の初飛行に向けて順調に準備作業を進めている。米空軍からの最終提案要領は12月に提示されると予想され、初飛行と同時並行になりそうだ。ボーイングは将来は同機の派生型追加を予想している。
極超音速ミサイルの脅威
中国、ロシアが整備を進めていると言われる制御可能な極超音速ミサイルの脅威と対応策をまとめた報告書を米空軍が発表。中国の飛翔体DF-ZFは今年4月に実験をしており、ロシアもYu-71飛翔体の開発を進め、2020年ごろには実用化されるとの予測もある。対応策としてロッキード・マーテインはTHAAD改良型を提案している。
次のアジア内武力衝突は水資源をめぐる戦いになる
源流を管理する中国に対して南アジア、東南アジア、中央アジアが強い警戒心を抱いている。
F-16はまだ商売になると意欲を見せるロッキード
F-35生産が軌道に乗らないままだが隣のF-16生産ラインを閉じる予定はまだない。最新のV型をアジアから中東にかけて売り込み中だが、人権問題を理由にバーレーン向け商談は国務省が首を縦に振ってくれず、パキスタン案件は財務保証がつかず暗礁に乗り上げている。
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