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12月22日(木)のヘッドラインニュース


12月22日のヘッドライン

筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。

中国が水中グライダーを米海軍へ返還
USSマスティン(DDG-89)が中国海軍大郎級510号艦から公海上でUUVを受領したとペンタゴンが20日発表。中国は航行の危険を招くとして同UUVを回収したと主張していた。


T-X: テキストロンはまだ参戦あきらめず
米空軍次期練習機事業で提案要領が間もなく発表になるとみられる中、テキストロンも参入をまだ狙っている。同社も参入すれば、6社の混戦となる。T-Xは350機程度の調達を想定。同社は自主開発スコーピオンを原型に提案する準備に入っていたが、要求性能の6.5Gが達成できないとして断念する見られていた。

ベンキョウカイ演習
米海軍第195攻撃戦闘隊「ダムバスターズ」は航空自衛隊第302戦術戦闘飛行隊と11月28日ベンキョウカイIII演習を展開した。三回目となった今回の演習ではより高度な模擬空戦演習が展開され、最終日には302空が百里から厚木まで飛び、ソフトボール大会の後バーベキューで親交を深めた。

F-35が2017年にヨーロッパ展開か
ジェイムズ空軍長官は早ければ2017年夏にもF-35がヨーロッパに作戦展開すると発表。プーチン大統領への対抗意識を示した。またトランプ次期大統領の空軍事業への姿勢についてやんわりと批判した。長官は政権交替で退任する。大西洋協議会での発言。

ロッキード、ボーイング両CEOがトランプと会見
ボーイングのミュレンバーグCEOは次期大統領専用機調達事業は40億ドルを超過することはないと述べた。ロッキードのヒューソンCEOも別個、トランプと会いF-35問題を話し合った。


中国が開発中の新型爆撃機の概要が判明
現行H-6爆撃機から一足飛びに新型長距離爆撃機開発を狙う中国はJ-21等のステルス性能を同機にも盛り込むつもりのようだ。C919やY-20と言った大型機製造の知見を応用するとみられる。


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フィリピンのFA-50がF-22を「撃墜」した最近の米比演習での真実はこうだ......

  Wikimedia Commons フィリピン空軍のかわいい軽戦闘機FA-50が米空軍の獰猛なF-22を演習で仕留めたとの報道が出ていますが、真相は....The Nationa lnterest記事からのご紹介です。 フ ィリピン空軍(PAF)は、7月に行われた空戦演習で、FA-50軽攻撃機の1機が、アメリカの制空権チャンピオンF-22ラプターを想定外のキルに成功したと発表した。この発表は、FA-50のガンカメラが捉えた画像とともに発表されたもので、パイロットが赤外線誘導(ヒートシーキング)ミサイルでステルス機をロックオンした際、フィリピンの戦闘機の照準にラプターが映っていた。  「この事件は、軍事史に重大な展開をもたらした。フィリピンの主力戦闘機は、ルソン島上空でコープ・サンダー演習の一環として行われた模擬空戦で、第5世代戦闘機に勝利した」とPAFの声明には書かれている。  しかし、この快挙は確かにフィリピン空軍にとって祝福に値するが、画像をよく見ると、3800万ドルの練習機から攻撃機になった航空機が、なぜ3億5000万ドル以上のラプターに勝つことができたのか、多くの価値あるヒントが得られる。  そして、ここでネタバレがある: この種の演習ではよくあることだが、F-22は片翼を後ろ手に縛って飛んでいるように見える。  フィリピンとアメリカの戦闘機の模擬交戦は、7月2日から21日にかけてフィリピンで行われた一連の二国間戦闘機訓練と専門家交流であるコープ・サンダー23-2で行われた。米空軍は、F-16とF-22を中心とする15機の航空機と500人以上の航空兵を派遣し、地上攻撃型のFA-50、A-29、AS-211を運用する同数のフィリピン空軍要員とともに訓練に参加した。  しかし、約3週間にわたって何十機もの航空機が何十回もの出撃をしたにもかかわらず、この訓練で世界の注目を集めたのは、空軍のパイロットが無線で「フォックス2!右旋回でラプターを1機撃墜!」と伝え得てきたときだった。 戦闘訓練はフェアな戦いではない コープサンダー23-2のような戦闘演習は、それを報道するメディアによってしばしば誤解される(誤解は報道機関の偏った姿勢に起因することもある)。たとえば、航空機同士の交戦は、あたかも2機のジェット機が単に空中で無差別級ケージマッチを行ったかのように、脈絡な

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