筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
F-22ステルス性能の維持は大変
シリア出始めて戦闘投入されてから二年が経つたが、機体表面の特殊塗布が剥離する問題に直面しているF-22で米空軍が苦慮している。塗布面に「シワ」が見つかり、レーダーに見つからないという低視認性が揺らいでいるためだ。
2017年度米国防予算
6190億ドルの新予算案では陸軍削減の動きに歯止めをかけ、サイバー軍団を独立させるが、F-35追加購入、F/A-18、B-21、フォード級空母での大きな動きはない。2017年度国防予算認可法としてオバマ政権による予算要求に32億ドルを追加した内容は下院審議を経て上院に送られる。
中国サイバーセキュリティ企業がスパイ活動
中国サイバーセキュリティ企業Bo Yu Guangzhou Information Technologyが国家保安省の情報州活動の隠れ蓑になっていることを米国貿情報関係者が明らかにした。同社は中国通信機器大手Huawei華為技術とも関係が深いが、Huaweiは中国軍とつながっていると判明している。両社は共謀して中国製品にマルウェアを組み込んで情報収集にあたっているとペンタゴンは判定。ロシアのカペンスキーも要注意企業と認定されており、ともに米国内の重要インフラ系統図を作成していたという。
陸自89式小銃はすごい
豊和工業(愛知県)が製造するNATO正式弾5.56mmを使う45口径自動小銃の唯一の問題は世界に匹敵する他例がないことだが、生産はまだ10万丁にすぎず、自衛隊は旧式の64式小銃も使っている。
KC-46の次はKC-Yだ
KC-46はもともとKC-Xとして企画された。米空軍航空機動軍団は高度技術を応用したKC-Zを調達する前につなぎでKC-46の改良型を調達する考え。だがここにきてKC-Yの可能性も出てきた。
F-35Cは空母でどう運用されるのか
米海軍初の艦載ステルス機材として同機は2018年からいよいよ実戦配備される。C型が搭載するデルタフライトパス装置により着艦時のパイロット負担は大幅に軽減される。海軍が同機を重要な紛争地点に派遣するのは必至だろう。
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