11月25日のヘッドライン
筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
カナダが新造ホーネット18機導入を検討中
運用中のCF-18につなぎとしてスーパーホーネットを導入すると、ロッキード・マーティンには痛手となる。トリュドー首相はF-35導入はしないと断言している。CF-18は高機齡となり機数も減衰しており、戦闘機勢力のテコ入れは必至の状態。ロッキードはカナダがF-35導入しない場合、同国産業界向け発注を他に振る向けると牽制する姿勢を示している。
イオン嵐とGPS
アフリカから南アフリカ上空の低軌道周回衛星ガイオン層の乱れを受けてGPS信号が受信できなくなる現象をヨーロッパ宇宙機関が発見した。イオン層は太陽光により自由電子が分散し、イオン物質が入らないバブルが混じることで「嵐」の状態になる。
イリジウムが新世代軍事通信手段を提供
イリジウムは国防総省から新規契約を交付され、軍事通信分野の近代化を支援することと鳴った。同社はこれまでもペンタゴンとの契約実績があり、保安回線通信手段を提供している。
海自徳島基地でフィリピン海軍向け飛行訓練実施へ
海上自衛隊徳島基地でフィリピン海軍パイロット2名が機種転換訓練を受ける。海自練習機TC-90の供与に伴う訓練で来年3月に終了する。合計6名のパイロットを養成する
北朝鮮は韓国に勝てない
国内で混乱が続く韓国だが、本当に北朝鮮に対して劣勢なのか。韓米両国に韓国の脆弱性を強調する傾向があるが、北朝鮮が勝利を収めるには相当苦労しそうだし、中ロ両国は現状維持を希望している。だが半島を平和にするためにはまず北の核装備を解体する必要がある。
中国の海上民兵は要注意
人民解放軍海軍、中国海警に次ぐ三番目の勢力として海上民兵に米太平洋艦隊司令官が懸念を深めているが、米側にとってその成り立ち、構造、目的は依然謎のままだ。中国政府はつながりを否定するものの、その存在が国家の目指す方向を補強する存在であるのは明らかだ。
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