軍事航空専門サイトのAlert 5が中国報道を伝え、独自取材で事実を確認しています。中国編隊は演習で遠距離飛行を試みたようです。
USAF F-15s face off PLAAF Su-30MKKs on Sept. 12 off Taiwan
中国国営メディアが9月12日、人民解放軍空軍(PLAAF)が爆撃機、戦闘機、支援機の編隊をバシー海峡から太平洋にかけ飛行させたと報道している。台湾のUp Mediaは米空軍がF-15を日本から派遣したと伝えた。本誌は取材源を確認し、事態が実際に発生していたと確認した。
Up Media報道によれば米海軍駆逐艦USSスプルーアンス(DDG-111)が同近海で航空機集団がバシー海峡方面に向かうのを探知し、ただちに上空援護を要請し、F-15が8機沖縄から発進し、別途RC-135も二機急行した。
同時に台湾もF-16と国産IDF戦闘機を計16機数波に分けて飛ばし、中国機の飛来探知に対応した。
報道では米中の接近は蘭嶼Orchid Island付近としているが、本誌の独自取材では台湾と日本のそれぞれの防空識別圏ADIZが分岐する地点に近かったと判明。両陣営の戦闘機パイロットはそれぞれ高度を稼ぎ有利な立場を確保しようとし、PLAAF機は台湾ADIZに侵入した。台湾空軍機は距離をおいて事態を観察し、中国領空方面には近づかなかった。米中の戦闘機隊はその後北と東にそれぞれ退去した。■
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