稲田大臣のワシントンDC訪問では明確な意思を伝えることができたようで成功したと言えるでしょう。中国はここまで問題を拡大して何を狙っているのでしょうか。どう事態を収束させるつもりなのでしょうか。そもそも国際秩序にあからさまに挑戦するこんな国が国連安保常任理事国というのはおかしな話ですね。
Japan Wants Joint Training Patrols With U.S. in South China Sea
September 16, 2016 11:31 am
日本が南シナ海への関与を米海軍との共同訓練実施で強化し、中国への牽制を狙う。
- 稲田朋美防衛相は15日ワシントンDCの戦略国際問題研究センターで日本が「南シナ海への関与強化策として例えば海上自衛隊が米海軍と合同訓練航海を行い、二国間あるいは多国間演習を関係各国と実施する、あるいは域内関係国の対応能力強化への支援が考えられる」と述べた。
- 中国が南シナ海で主権を主張していることが深い緊張を招いている。とくに国際仲裁法廷が北京の主張に歴史的裏付けはなく法的な根拠もないと裁定を下したことの波紋は大きい。日本は中国と尖閣諸島の主権をめぐり意見が対立死両国間の関係に影響している。
- 自衛隊を米国による航行の自由演習に派遣する構想が今年早々に浮上した際には中国が日本へ「レッドライン」だと警告していたと伝えられる。
- 稲田防衛相は日米同盟及びアジア太平洋の安全保障問題を席上で詳しく述べ、中国は東・南シナ海で域内の国際秩序を覆そうと「あからさまな企み」をしていると批判した。
- さらに北京が7月の裁定内容を無視していることは「一方的に現状を変更し、既成事実化しこれまでの規範をないがしろにする」と述べた。
- また尖閣諸島周辺海域への度重なる侵入は「常態化」し、「前例のない事態」で中国側取締艦船と漁船が日本接続水域の航行を連続して行っているとも語った。6月には中国海軍艦艇一隻が同諸島近くで領海侵犯した。
- 「もし東シナ海南シナ海の海上航路の法秩序を力づくで変更する中国の試みを世界が見過ごし、法を捻じ曲げるのを食い止めなければ、結果は西太平洋だけにとどまらず世界規模となる」と警句を発した。
- 稲田防衛相は米海軍が航行の自由演習を南シナ海の問題地点周辺で行うことに賛意を示した。日本は南シナ海でのプレゼンスを強化し国際法の遵守を執行しつつ「中国との建設的対話の扉は開けたままにしておく」と述べた。
- 日中首脳は連絡用のホットラインを作り、南シナ海での偶発的な軍事衝突を避けることで先週同意したと稲田防衛相は紹介している。
- 米海軍は日本が域内協力体制を強化する動きを示したことを歓迎する声明を発表したとロイターが伝えている。
- 「米国は日本が会場行動を南シナ海で拡大する意向を示したことを歓迎する。米日両国は今後も協力を強化し、域内の安定秩序を守る努力を続けていく」■
Morgan Chalfant is a staff writer at the Washington Free Beacon. Prior to joining the Free Beacon, Morgan worked as a staff writer at Red Alert Politics. She also served as the year-long Collegiate Network fellow on the editorial page at USA TODAY from 2013-14. Morgan graduated from Boston College in 2013 with a B.A. in English and Mathematics. Her Twitter handle is @mchalfant16.
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