ロシア、中国が挑発的行動に相次いで出ているのは状況が不利と分かって自暴自棄になっているのか、危険状態を意図的に作り相手を非難する口実をさがしているのかわかりませんが、空海ともに職業規範などというものは存在しないようですね。
Russian Frigate Again Harasses U.S. Carrier Strike Group During Flight Operations
By: Sam LaGrone
June 30, 2016 5:14 PM • Updated: June 30, 2016 5:54 PM
ロシアフリゲート艦ヤロスラフ・ムドリ(FF-777)、船籍番号が変更となる前の写真 RIA Novosti Photo
THE PENTAGON — ロシア海軍フリゲート艦が東地中海でシリア国内ISIS攻撃任務につく米艦艇へ危険なほどの接近航行再発した。今回は空母ドワイト・D・アイゼンハワーから150ヤードを切る地点を航行しアイゼンハワーは航空機運用中だった。
- USNI Newsが把握したところでは接近してきたフリゲート艦はヤロスラフ・ムドリ (FF-777) で6月30日東部標準時午前6時に数回にわたり異常な動きを見せ、意味不明の無線交信を誘導ミサイル巡洋艦USSサンジャシント(CG-56)に向けてきたという。
- 「FF-777による行動は常軌を逸しており、プロらしからぬ操艦の上、攻撃姿勢を示していた」と海軍の評価報告書にある。
- USNI News が照会した海軍関係者はロシアフリゲート艦のとった行動が「プロ意識が欠け危険」だったと認めている。
- 報告書では排水量4,400トンのムドリが巡洋艦の150ヤード地点まで接近したあと急に方向転換したことを「極度なまでプロ意識が欠如」し、「リスクが高い操艦」だったとしている。
- 報告書ではロシア艦は米巡洋艦後方を方向を変えながら航行し「本艦の前方を横切るな」と無線交信している。
USSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)(左)、誘導ミサイル巡洋艦USSサンジャシント(CG-56)(右)が高速戦闘支援艦USNSアークティック(T-AOE-8)から洋上補給を受けている。US Navy Photo
- 「尋常ならざる操艦のくりかえし」が発生する間、USSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)は航空機の離着艦中で報告書はロシア艦の「異常なまでの危険かつプロらしからぬ行為」と記している。
- 6月17日にもUSSグレイヴリー(DDG-107)に同様の行動を示したロシア艦もムドリだった。ロシア艦はハリー・S・トルーマン空母打撃群の護衛につくグレイヴリーの300ヤード地点まで接近し、操艦ぶりは危険と米側が受け止めている。
- グレイヴリーとトルーマン乗員はロシア艦が「意図的に危険操艦をして空母の作戦を邪魔しようとした」と断定している。
- 「ロシア艦の操艦ぶりには危険かつプロ意識が欠如しており憂慮せざるを得ない。このような行動が不必要な危険状態にエスカレートし重軽傷あるいは死亡につながりかねない」
- ロシアは今週初めにムドリ撮影のビデオ画像を公開しグレイヴリーが危険な航行をしていたと非難している。■
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。