写真を見ると737-800が大きな機体であるのがよくわかりますね。あるいはKC-135≒B707が小さな機体だったのでしょうか。哨戒機に空中給油というのもにくいですね。高高度攻撃構想というのは従来の哨戒機=低空飛行という概念を変える作戦構想なのでしょうか。詳しい方ご説明お願いできませんか。
P-8A Tests Aerial Refueling, Readies For ASW Shakeouts
U.S. Navy
JACKSONVILLE, Florida – P-8Aポセイドンの空中給油テストが始まっており、マルティスタティックアクティブコーヒアレント(MAC)潜水艦探知システムおよび高高度ASW兵装コンセプトに基づくMk.54魚雷と高高度センサー改修のテストを控えている。
- 「エドワーズ空軍基地に一機を配置しています」とトニー・ロッシ米海軍大佐が4月に述べていた。「現地で空軍のKC-135を使い空中給油をテストしています。これまで9フライトをこなしています。テストは順調で一回で1万ガロンを給油しています」
- 米海軍は得られたデータでP-8Aの飛行特性を正確に再現した空中給油練習装置を用意する。
- MACでは初回の技術変更提案内容が本日発表されており、技術開発テスト結果を反映している。MACは2015年の夏から冬にかけて各機に搭載されていた。「現在は訓練用途で飛行時に使っています」とロッシ大佐は述べた。
- MACのECP2が現在開発テスト中だが「今年夏に実用化の見込み」と大佐は述べた。
- ここまでMACテストは予定通り進行している。複雑な問題だとロッシ大佐は表現している。「操作員の作業量を信号処理能力で軽減したいのです。相当のエネルギーを海中に放射して返ってくる数千通りの反応から魚や岩礁と潜水艦を区別します。そこで操作員の負担を減らすのが主眼です」
- もうひとつテストで困難な点に潜水艦の確保があるとロッシ大佐は言う。作戦を意識したテストは六か月の予定だ。「これには『目標』の捕捉能力に左右されます。つまり想定する海の状況で正しく潜水艦を見つけねばなりません。日程はすべて潜水艦をうまく調達できるか次第です。潜水艦はあちこちで需要が高い存在です」
- マーク54魚雷については「高高度でのASWテストを一部実施中です」とし、別部門で開発中の兵装があり、ポセイドン各機への搭載前の統合テスト中という。その一環でまず安全に機体から投下できるかのテストを今年夏の終わりごろに行うと大佐は述べた。■
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