Zumwalt Departs Bath Iron Works for U.S. Navy Acceptance Trials
By: Sam LaGrone
April 20, 2016 12:18 PM
バスアイアンワークス造船所を出港する誘導ミサイル駆逐艦ズムワルト(DDG-1000)。2016年3月24日撮影。US Navy Photo
誘導ミサイル駆逐艦ズムワルト(DDG-1000)は4月20日ジェネラルダイナミクスのバスアイアンワークス造船所を出港し、引渡し前公試に向かった。
- 排水量16,000トンの同艦はケネベック川を下り大西洋に向かい、海軍の検査調査評価を受け順調にいけば五月に海軍へ引き渡される。
- 「今回は艦の基幹システムと技術要素として航法、機関反応、副システム各種、居住性、防火損傷対応をテストし、海軍の要求内容に合っているかを見る」と海軍海洋システムズ本部(NAVSEA)は声明文を発表している。
- 3月にはバスは同艦を四日間にわたり造船所公試に連れ出し、船体設計、電気機械系統 (HM&E) のテストを行っていた。
- 引渡し前公試ではズムワルトのHM&Eシステムの根幹をなす初めて導入荒れ田統合発電システム(IPS)に焦点を当てる。IPSはロールスロイスMT-30ガスタービンエンジン二基の出力とディーゼル発電機も併用し、艦内に配電網を巡らせる。従来型の直接機械結合方式の推進と異なり、IPSは大型電動誘導モーターに電力を供給し、艦を推進させる。
- IPSの製造、テストが複雑なため艦の公試が数か月遅れる結果になった。
- 引き渡しの後でズムワルトはサンディエゴへ回航され、戦闘装備の艤装を受ける。これでバス造船所にはスペースが生まれ、残る二隻 マイケル・ムーンソー(DDG-1001)とリンドン・B・ジョンソン (DDG-1002) の建造とアーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦の追加建造が始まる。■
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