C-2輸送機の開発が遅れる間にアントノフからこんな機体が登場しました。ロシアとの関係が険悪なウクライナの同社はどこにこの機体を売り込むつもりなのでしょうか。
Antonov begins An-178 flight trials
Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly
07 May 2015
アントノフAn-178新型輸送機が5月7日に初飛行に成功し飛行テストを開始した。同機開発の発表から5年が経過している。
初飛行はキエフ-アントノフ空港(ゴストメル)(ウクライナ)を離陸しおよそ1時間滞空した。詳細は公表されていない。また今後の飛行テスト予定、量産計画、軍への納入でも情報はない。
An-178は双発ジェット機でAn-12「カブ」、An-26「カール」、An-32「クライン」各機の後継機種となる。An-178はAn-158リージョナルジェット旅客機に後部貨物扉をつけた構造で、機体前部、操縦席、前脚が共通になっている。.
IHS Jane's All The World AircraftによればAN-178の貨物室はランプ含み16.65m全長、貨物室床の全幅が2.745mで面積は40 m²、容積は125 m³ で、翼幅が28.84mで全長32.95m、全高10.14m。
ペイロードは最大18トンで貨物満載時の航続距離は1,000 km、巡航速度は445ノット。運用には2,500 m滑走路が必要だ。
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