海上自衛隊にもトマホークを装備するよう求める声があありますが、高度のISR運用があってはじめて目標の特定、評価ができることを忘れてはいけません。記事にある移動目標を攻撃できるトマホークならさらに一歩先を行くものですね。しかし、意外にトマホークってお安いんですね。
Raytheon Working on Tomahawk With Active Seeker
By Christopher P. Cavas7:23 p.m. EST January 13, 2015
(Photo: MC2 Carlos M. Vazquez II/Navy)
WASHINGTON — 1991年以降、トマホーク巡航ミサイル2,000発以上が実戦で発射されたが、標的はすべて固定目標だった。
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今後数年間でこれが激変する可能性が出てきた。レイセオンが水上戦協会Surface Navy Association の年次総会で自社開発で移動目標を追跡できる能力を開発中と発表した。「当社はマルチモードで作動するシーカーを、パッシブ、アクティブ双方で開発すべく巨額を投じています」とクリスチャン・スプリンクルChristian Sprinkle(レイセオン社対空戦闘システム主任開発責任者)が発言。
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既存のトマホークにも耐用期間途中の重整備時に赤外線シーカーの搭載が可能、とスプリンクルが説明している。トマホークの設計寿命15年だが重整備で再認証を受ければ計30年間の製品寿命となる。
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この重整備時は性能追加をする絶好の機会。通信機能の向上、多弾頭、多モードセンサー装置の搭載を検討中、とスプリンクルは言う。
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現行のブロックIV戦術用途トマホークが投入開始されたのは2004年で、2019年から再認証手続きに入る。レイセオンは海軍が予算を新型シーカーの研究開発に計上するよう働きかけているが、現時点では未採択。スプリンクルは予算規模を明示しなかったが、2018年にかけて予算が必要だという。
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移動目標にも対応可能にする費用はミサイル一発につき25万ドル程度だという。なお、現行トマホークの単価は110万ドルである。
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レイセオンはブロックIVトマホーク合計3,250発を米海軍及び英海軍に納入している。年平均100発が実射されているという。敵の指揮命令機能を攻撃する手段として選択されている。■
今後数年間でこれが激変する可能性が出てきた。レイセオンが水上戦協会Surface Navy Association の年次総会で自社開発で移動目標を追跡できる能力を開発中と発表した。「当社はマルチモードで作動するシーカーを、パッシブ、アクティブ双方で開発すべく巨額を投じています」とクリスチャン・スプリンクルChristian Sprinkle(レイセオン社対空戦闘システム主任開発責任者)が発言。
既存のトマホークにも耐用期間途中の重整備時に赤外線シーカーの搭載が可能、とスプリンクルが説明している。トマホークの設計寿命15年だが重整備で再認証を受ければ計30年間の製品寿命となる。
この重整備時は性能追加をする絶好の機会。通信機能の向上、多弾頭、多モードセンサー装置の搭載を検討中、とスプリンクルは言う。
現行のブロックIV戦術用途トマホークが投入開始されたのは2004年で、2019年から再認証手続きに入る。レイセオンは海軍が予算を新型シーカーの研究開発に計上するよう働きかけているが、現時点では未採択。スプリンクルは予算規模を明示しなかったが、2018年にかけて予算が必要だという。
移動目標にも対応可能にする費用はミサイル一発につき25万ドル程度だという。なお、現行トマホークの単価は110万ドルである。
レイセオンはブロックIVトマホーク合計3,250発を米海軍及び英海軍に納入している。年平均100発が実射されているという。敵の指揮命令機能を攻撃する手段として選択されている。■
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