IISS Report: Iraq's Latest Su-25s Come From Iran
Jul. 2, 2014 - 02:12PM |
By AWAD MUSTAFA | Comments
Two Su-25 aircraft are parked in Kant, Kyrgyzstan. (VYACHESLAV OSELEDKO/ / AFP/Getty Images)
イラク空軍が受領したロシア製Su-25フロッグフット近接航空支援用攻撃戦闘機はイランから納品されていたと判明した。
- 国際戦略研究所International Institute of Strategic Studies (IISS)のジョセフ・デンプシーJoseph Dempseyが公開情報から今回搬入された機体の登録番号がイラン革命防衛隊が運用していた機体と同一であるとの証拠を入手。さらにデンプシーによるとイラク国防省発表のビデオ映像では機体に主翼取付式燃料タンクがついている。ロシア製の機体は一度分解されてからイランに輸送されている。
- 「これまでロシアから供給されたSu-25に加えて追加機を7月1日に受領したとイラク国防省が発表している。最新のSu-25の供給元については公式発表がないが、IISSアナリストは隣国イランから輸送されたと結論付けた」(デンプシー)
- デンプシーによればイランは最近になりISIL(イラク・レバントのイスラム国家)の反乱分子との戦闘への支援を約束しているという。
- イランがどこまでの支援を提供し、イラク政府がどこまで受け入れるかは公になっていないが、今回の機体搬入はイランによる直接軍事援助の第一陣の可能性がある。
- デンプシーによればイランのSu-25には6ケタの連続番号がついており、最後の二けた番号が機首に書かれているという。番号全部は見えないながら、ビデオで確認できた三機には51,56,58と二けた番号が確認できた。
- さらに三機の迷彩塗装はイラン運用の機体に使われているものと同一で、他国では使われていない模様だという。
- 「もともとの使用国が分からなくなるようにしており、肝心の箇所には上塗りをしている」(デンプシーによる分析) 「また今回の三機の機体状況は外観上は良好のようだ。ロシアから供給された機体は反対に保管所から引き出されたものだ」
- 各機はイランパイロットが操縦してイラクへ引き渡された模様だが、逆に今の時点でどこの部門が運用を担当しているのか不明だという。
- イラクでのSu-25機数が増えているが、イラクが外部援助なく各機を十分に運用できるとは思えない
- 昨年12月に米軍事関係者高官からディフェンスニューズへイランがジェット戦闘機一個飛行隊を対立の種となっているアブムサ島から撤退させているとの情報が入っていた。同高官によればSu-25が10機引き上げられ、本土に戻ったとのことであった。.
- なお、イランの革命防衛隊の飛行部門ではSu-25は主力戦力の扱いだと近東政策研究所(ワシントンDC)は説明している。■
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