Russia Shares MH17 Radar Data
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ロシア軍はくりかえしマレーシア航空機事故に無関係と主張しており、レーダー記録から犯人はウクライナ軍だと指摘している。
- MH17便は少なくともウクライナ軍の三基のBuk-M1(SA-11 ガッドフライ)が配備された交戦地帯上空を飛行しており、最終的にドネツク付近に墜落したとロシア国防省が提供した情報である。
- ロシア軍が公開した飛行経路図と航空管制データではMH17便は国際航空路上で東ウクライナを通過しようとしていたが、ドネツク付近で飛行回廊から北寄りに14 km逸脱したのち、右寄りに方向を変え、航空路にもどろうとしたが結局できなかった。ロシア国防省によるとレーダーは同機の飛行速度低下を17:20(モスクワ時間)に探知し、17:23に接触を失っている。.
- ドネツク付近のウクライナの防空体制は7月17日に強化されているとロシア軍参謀本部のアンドレイ・カルタポロフ中将 Lt. Gen. Andrey Kartapolov (作戦部長)は説明している。衛星画像ではブク装備一個がザロシュチンスコエZaroshchinskoe近郊(ドネツクから50 km地点)に展開したが、翌18日撮影の衛星画像では同地点を退去していると判明。
- 中将は同時にKupol-M1レーダー(NATO呼称チューブ・アーム)の活動が増加している事実も指摘する。同レーダーはブクに目標探知データを送るもの。同地域内で稼働するレーダー装備の数も7から9と7月17日にかけて増えていたが、18日には4へ激減したち、19日には2つになったという。
- ロシア軍は17:21に一機が高度を上げてマレーシア航空機に近づくのを探知していると発表。両機の距離は3から5 kmだったという。レーダー基地二つが4分間にわたり捕捉しているが、二次的な識別装置がなかったという。カルタポロフ中将は接近したのはウクライナ空軍のスホイSu-25地上攻撃機だったとした。中将は「Su-25は高度1万メートルまで短時間で上昇できる」と発言したが、同機の実用上昇限度は7,000メートルである。また同機はR-60(AA-8アフィッド)空対空ミサイルを搭載し、12 kmの射程範囲があると軍事関係者は言う。
- レーダー記録ではこのSu-25はボーイング777の墜落後も同区域を哨戒している。ウクライナ関係者は同日にウクライナ軍機が該当地区を飛行していた事実はないと否定している。■
Su25→Practical Ceiling,m 7000-10000←UKROBORONSERVICE http://en.uos.ua/produktsiya/aviakosmicheskaya-tehnika/84-cy-25
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