Pentagon Supports Emergency $225M for Israel's Iron Dome
Jul. 23, 2014 - 05:54PM |
By PAUL McLEARY
イスラエル南部アシュドッドで発射されるアイアンドーム迎撃ミサイル。ペンタゴンは追加予算で製造を加速させようとしている。(David Buimovitch / AFP)
WASHINGTON — チャック・ヘイゲル国防長官は有力議員に書簡を送り、追加225百万ドルでアイアンドーム迎撃ミサイル用の部品製造を加速化させることによりイスラエルが十分な備蓄をもち、ハマスがガザから発射しているロケット弾への防御手段を維持できるように求めている。.
最近になりイスラエルから部品の追加要望が入り、ペンタゴンはこの要請を受け入れ、オバマ政権が2015年度国防予算に盛り込んでいた176百万ドル相当のリストの上位に乗せることにしている。
今年春の会期中に修正案として上下院の国防、歳出両委員会はペンタゴンがもとめたアイアンドーム向け351百万ドル予算を倍増するとしていた。下院は6月に法案を通過させたが、上院は未対応。
下院軍事委員会の重鎮アダム・スミス下院議員Rep. Adam Smith(民、ワシントン州)はこの増額要請を支持しており、「イスラエルにとってハマスのロケット攻撃を遮るのはアイアンドームしかない。イスラエルがアイアンドームを有効活用し、一般市民を防衛できるよう保証したい。ヘイゲル長官はじめとする現政権がこの要請を受け入れたことを称賛したい。同僚議員とともに本会議でこの要請が承認されるように努力する」と書状で回答している。
23日午後には上院歳出委員会委員長バーバラ・ミクルスキSen. Barbara Mikulski,(民、メリーランド州)が上院の非戦闘補正支出案にこのミサイル関連支出が含まれていることを確認している。
「法案では225百万ドルを国防総省緊急補正予算としてイスラエル用に確保し、アイアンドームの追加調達を認めている。現在進行中のイスラエルとガザでの危機的状態で数千のロケット弾がイスラエルの各都市向けに発射されており、アイアンドームはロケット弾に対して有効な防御手段と実証済みだ」と書状で述べている。
ヘイゲル長官は議会指導層に対し、「米国産業基盤の維持はアイアンドーム支持と密接に関係している」と書簡で述べており、米イ間合意で米国内で一部生産すると決まってるためとする。
「しかしながらイスラエル側の評価では米国内の生産が本格化するにはまだ二三年かかり、イスラエルの備蓄不足を補えないとしている」
そこでアイアンドーム向け支出増額案に加え、下院軍事委員会は数億ドルをイスラエルのその他ミサイル開発にも支出するよう求めている。130百万ドルをアロー Arrow に、137.9百万ドルをダビデのスリング David’s Sling 向けとなっている。
「2015年度国防予算支出承認法案には600百万ドル以上がイスラエルのミサイル防衛に振り向けられており、米国は10億ドル超をアイアンドームの誕生から今日まで提供している」とスミス議員は述べている。 ■
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