Senators develop plan to keep A-10s flying for one year
Air Force Times,May. 20, 2014 - 02:20PM |
The Air Force has proposed cutting its fleet of A-10 attack aircraft in fiscal 2015 in order to save money. (Wikimedia Commons)
WASHINGTON — 上院軍事委員会がA-10攻撃機運用を一年間延長する案を作成した。
委員長カール・レヴィン上院議員(民ミシガン州) Sen. Carl Levin, D-Mich., が報道陣に説明し、同機を退役させ経費を節減する空軍案を阻止するべく同委員会は数億ドル規模の財源を掘り出したという。
A-10の運命は今週の委員会本会議でに決まり、同委員会による2015年予算案が完成するはこび。レヴィン委員長によると案は改正案として委員長に提出され、その後の非公開審議の基礎となるという。
また委員長によると財源確保のため軍の海外緊急出動予算には手を付けていないという。
各議員とスタッフによれば400百万ドル相当の財源がないと2015年にA-10を退役させる空軍案を阻止できないという。
レヴィン委員長によると提案する財源は国防総省管轄の予算のうち「複数財源」のあるものから流用するという。この動きによりレヴィン議員はオバマ大統領と対立することになる。
ホワイトハウスは19日の声明で下院軍事委員会の予算案に拒否権を行使すると脅しをかけている。ホワイトハウスはA-10退役を阻もうとする表現に反対の意思を表明している。「A-10退役で2019年度までに42億ドルの節減効果が生まれます」とホワイトハウスは主張。「軍は近接航空支援も行える多用途機を利用可能とします」
下院軍事委員会が認可したA-10条項では同機の退役は会計監査院院長による認証が出て、空軍が使用中の近接航空支援任務(CAS)用機種すべてを比較検討すること含む内部研究が終わって初めて可能と定義している。
会計検査院院長にはCAS任務実施の機種別費用の検討も求められており、他機種でもCAS任務が十分こなせるかを判断させることも盛り込まれている。
もしこのA-10対処案が上院で承認されれば、共和党の国防族ともいうべきケリー・アヨッテKelly Ayotte (ニューハンプシャー州)、ジョン・マケインJohn McCain (アリゾナ州)、リンゼー・グラハムLindsey Graham (サウスカロライナ州)各上院議員にとっては勝利と言える。■
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