重厚長大な支援攻撃機の代替策としてテクストロンが提案しているスコーピオンが国際デビューする可能性が出てきましたが、肝心の米空軍は同機をシカトしているようです。
関連記事 http://aviation-space-business.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html?view=timeslide
Scorpion Eyed For RIAT, Farnborough Debut
By Amy Butler abutler@aviationweek.com
Source: AWIN First
aviatonweek.com April 14, 2014
Credit: Textron
テクストロンはスコーピオン軽攻撃偵察機の試作型を7月の英国国際航空タトゥー(RIAT)およびファーンボロ航空ショーに送り、国際お披露目を図る予定だ。
- 「ファーンボロは国際展示会としてスコーピオンにうってつけと考えています」とテクストロン広報は説明するが、出展は決定事項ではないという。
- スコーピオンは完全失設計の軽量攻撃偵察任務機で武装ターボプロップ練習機とジェット高性能戦闘機の隙間を埋める機体としてテクストロンが企画したもの。同社の目標は運航コストを一時間当たり3,000ドルとすることで中小国の空軍に訴求力を持たせること。
- テクストロンとエアランド(スコーピオン専業で設立した小企業)が実証機組立を介したのは2012年1月で、初飛行を2013年12月に実施している。その後、テスト飛行は60時間を超えている。同機の存在は昨年9月にAviation Weekが初めて報道している。.
- 同社は米空軍にも同機導入を期待しているが、いまのところ海外販売がせいぜいである。同機のフェリー飛行距離は2,400 nmなので北回り空路をとり、英国に到達するまでに数回給油のため着陸を余儀なくされるだろう。■
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