Unidentified Aircraft Seen Over Southwest U.S.
By Bill Sweetman
Source: Aviation Week & Space Technology
aviationweek.com March 31, 2014
Credit: Steve Douglass
主翼胴体一体型機のように見える航空機がテキサス州アマリロ上空で3月10日に撮影されているが、正体は不明で、米空軍は一切のコメントを拒否している。
三機で編隊飛行をしているのがアマリロ南西で中部標準時午後4時20分ごろ目撃されており、写真撮影者複数が同地の国際空港の敷地境界線上で撮影している。うち一機はB-2の可能性があるが、最も鮮明なカラー写真と白黒でコントラストを強調した処理を市販ソフトで試みたところ、主翼胴体が一体化されており、後縁はまっすぐだった。(下の写真)
撮影に成功したうちの一人スティーブ・ダグラスによると機体は「戦闘機より大きく」翼端までの大きさは商用機と同じくらいだったという。
この編隊はモードSトランスポンダーを使っていないことが Flightradar24の航空交通追跡サイトで確認でき、無線交信は傍受されコールサインが「シエナ」であったことがわかっている。
ワシントンの米空軍がこの機体の照会、同地同時間帯における飛行の性質について問い合わせたものの回答は「お伝えできることはありません」というもので、極秘計画や飛行業務に対する問い合わせではお馴染みの内容だ。第509爆撃航空団(ミズーリ州ホワイトマン空軍基地)はB-2運用部隊であるが、当日に所属の機体は一機もアマリロ付近を飛行していないと回答している。しかしテスト部隊にもB-2が運用されている。
三機で編隊飛行していたことから運用段階にある航空機あるいは運用段階に近づいている航空機であると思われる。正体不明の同機はノースロップグラマンのステルス偵察機としてRQ-180として知られる機体だった可能性はない。なぜなら無人機が編隊飛行をすることはまれだからだ。同様にロッキードマーティンが建造したといわれる長距離攻撃爆撃機の実証機材は一機だけといわれている。
DEAN MUSKET
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