Decision on New Carrier Supply Plane ‘About a Year Away’
By: USNI News Editor
Published: February 12, 2014 4:45 PM
Updated: February 12, 2014 4:45 PM
A C-2A Greyhound, takes off from the flight deck of the aircraft carrier USS Theodore Roosevelt (CVN-71). US Navy Photo
米海軍は空母部隊向けの補給貨物機の後継機種選定を「およそ一年後」に控えていることが海軍航空部門トップの発言でわかった。2月11日サンディエゴでのWest 2014のパネルディスカッション席上で。
- 現状ではC-2Aグレイハウンドが空母艦上輸送carrier onboard delivery (COD) に1960年代末から投入されており、現在運航中の機体は1980年代に調達されたもの。
- 「データの吟味中で、選択肢の検討を慎重に行っている」とデイビッド・バス中将(海軍航空部隊総監)Vice Adm. David Buss, commander Naval Air Forces,が発言した。
- 選択肢とはノースロップ・グラマンC-2の性能改修版の導入か、V-22ティルトローター機だという。
- C-2の長所は海軍が早期警戒機として使用中のE-2ホークアイとの共用性であり、V-22の場合では海兵隊のオスプレイとの共用性だ。オスプレイはすでに海軍艦艇向けに使用中。
- そこで海軍はV-22を空母補給用に投入した場合の妥当性を検討中だ。
- 「選択肢はまだあるが、決定まで一年ほどの段階です」.
- 次期CODで求められるのはF-135エンジン(F-35C用)を空母へ搬送できる能力だ。バス中将はこの点を真剣に検討しているという。「F-135の高出力部分は怪物といってよい大きさです。この部分をどうやって輸送するかを技術的にいろいろ検討しています」■
F-35CのエンジンF135-400の全長は5.59m。片や米海軍の洋上輸送システムのF/A-18E/Fのエンジンを運ぶためのスキッドの長さは4.9m。これだと空母の弾薬・物資用エレベータに入らない。オスプレイの場合はキャビン長:7.37m,キャビン最大幅:1.80m,キャビン最大高:1.83mなので可能。艦上輸送機C-2については不明。但しE-4Dの機体更新と合わせて対応可能にする事は可能。もっともF-135エンジンは「すべての部材は通常使用する6種類の工具で脱着交換できる」ので分解して輸送する事は可能。次期空母フォード級の弾薬・物資エレベーターのサイズが興味深いところです。米海軍の空母は従来以上の激烈反復出撃を求めて既存・次級含めて1.2倍以上の稼動を目標にしていますから爆弾はもちろん空調設備で管理されるミサイルを陸上基地から直接オスプレイで空輸するエア・シー・ロジスティクス・サポートをするだろうとは予想していましたがエンジンについては盲点でした。エンジンを丸ごと交換し続ける事ができれば更なる激烈反復出撃が可能になりますね。オスプレイと一緒にパイロットも一緒に交換できる。オスプレイと次期C-2グレイハウンドの両方が手に入ればベストなのかもしれませんが次期C-2については日米共同開発という可能性について私は期待したいです。
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