Report: U.S. Flying Reconnaissance Missions for Philippines in South China Sea
By: USNI News Editor
USNI Website,Tuesday, July 30, 2013
A P-3C Orion. US Navy Photo
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米海軍がP-3Cオライオンを南シナ海上空で飛行させており、フィリピンを支援していることが報道で明らかになった。
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共同通信が秘密文書から監視偵察機がスプラトリー島嶼の第二トーマス砂洲上空を飛行していることを突き止めた。同島嶼は中国とフィリピンの間で緊張が高まっている舞台である。
「フィリピン軍は装備、海軍艦船、航空機、施設ならびに作戦継続の資金のいずれもが不足していることを認識している」と同文書は説明。フィリピン軍には「情報収集活動が必要であり、それはより高い次元の指揮命令系統や専門機関により実施されるべき」としている。
在ハワイの米太平洋艦隊司令部から USNI Newsに対し共同通信の通信内容は承知しているが報道内容の詳細を確認はできないとの回答があった。「わが国は通常的に国際空域で活動し、前進配備を維持することで安全と安定を維持している」との声明文が USNI Newsに配信された。
フィリピンの大統領ベニグノ・アキノ三世は該当地区から東側の監視活動の実施を昨年の時点から要請しており、同国の軍事装備の不足をその理由としていた。今年二月以降は中国が海軍艦艇・監視船舶を第二トーマス砂洲周辺に派遣しているとの現地報道がある。
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中国の活動強化に呼応する形で、日本とフィリピンは7月27日に協定書を交換し、日本からフィリピンへ沿岸警備艦船10隻を貸与することとした。アキノ政権は米国と米軍の国内施設使用拡大で交渉中との報道もある。
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