Fly-By-Wire F-15SA makes first flight
form USAF website
3/15/2013 - WRIGHT-PATTERSON AIR FORCE BASE, Ohio (AFNS) -- 米空軍および主契約会社ボーイングはF-15SA高性能戦闘機のフライトテストに成功した。同機はサウジアラビア王国空軍用に開発された。
- F-15SAの初回飛行は2月20日にボーイングのセントルイス施設で実施された。飛行は予定通り実施され、すべてのテスト項目を実施し、機体開発日程は予定通りの進展を見せている。
- 同機はサウジ王国空軍のF-15部隊近代化計画の中心となる存在で、294億ドルを投入するその規模は米国の歴史上最大の海外向け防衛装備販売事例となる。
- F- 15SAは機体性能の向上に加え、状況把握能力の向上、生存性の増加をこれまでよりも低いライフサイクルコストで実現するもの。エイビオニクスの改良では デジタル電子戦闘装置、フライバイワイヤ飛行制御、赤外線探索追跡システムおよびアクティブ電子スキャンアレイ式レーダーを装備している。コックピット前 席後席には高性能ディスプレイ装置とヘルメット搭載位置指示装置が特徴。兵装搭載場所が二箇所増えたことでペイロードも増加している。
- 米空軍関係者は立ち上げから一年未満で初飛行にこぎつけた成果に満足している。
- 同機のフライトテストには三機を導入し、セントルイスとカリフォーニア州パームデールのボーイング社施設で実施する。量産型の機体はサウジアラビア王国に納入を2015年に開始し、2019年に完了する。■
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