U.S. Air Force F-15 Funding Flying High
(写真提供 米空軍)
aviationweek.com January 09, 2013
米
空軍はF-15に総額58億ドルを2008年度から2017年度の間に支出することになり、F-15Eストライクイーグルがこのうち32億ドル規模になる
ことがAviation Week Intelligence Network (AWIN)の独自分析で判明した。データは
Avascent050(軍事関連のオンラインマーケット分析ツール)で得たもの。
- 支出の大宗はストライクイーグルの寿命延長と改修で30億ドルほどになっている。
- 米空軍が今もF-22ラプターのコックピット酸素供給問題に苦労している中、F-15の寿命を二倍以上に延長する作業が進行中であわせて性能改修も行われている。
- .空軍からはC型の疲労試験の実施要請がボーイングに出たのは二年半前と同社関係者は語る。
- .設計上の同機の寿命は8,000飛行時間で稼働中機体で一番古いものは10,000時間を超えて今も飛行中だという。
- ボーイングは疲労試験証明書を取得してF-15C/D型は18,000飛行相当時間equivalent flight hours (EFHs)まで、F-15Eは32,000EFHsまで延長させる。
- . さらに米空軍および各国で稼働中の機材の寿命問題にとりくむプログラムが複数構想されている。レーダー近代化改修の提案ではF-15Eの全機に APG-82(V)1装備にAPG-79プロセッサーをつけた換装を2021年までに施そうとする。これが実現するとAPG-63(V)3の信頼性と性能 が一気に5倍になる。レーダー換装機材の初期作戦能力獲得は最短で2014年になる。■
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