USAF To Extend F-16s To Cover F-35 Delays
aviationweek.com Nov 8, 2011米空軍ははロッキード・マーティンF-16を300機以上改修する。またボーイングF-15も対象に含め、ロッキード・マーティンF-35開発の遅れで生じる戦闘機不足を解消する狙いだ。
- F-16後期モデルのブロック40および50の300機ないし350機の寿命延長とエイビオニクス改修計画は近日中に発表になると、H.・カーライル中将Lt. Gen. Herbert Carlisle, (運用、計画、調達担当空軍参謀次長)は議会に報告している。
- 改修費用は一機あたり9.4百万ドルと同時に発言している。機体寿命は現行8,000時間が10,000時間になり、約8年相当の使用延長が可能となることで、F-16部隊は2030年まで稼動することが可能となる。
- 今回の措置はF-35Aの初期作戦能力獲得(IOC)が当初2018年予定だったものがさらに2年ほど先送りになることが判明したためとカーライル中将は説明する。
- 新しいIOC予定はF-35の総合大日程が完成すると確定する。カーライル中将は完成はまもなくとし、これができるとF-35の配備にともないF-16他の機種が空軍正規部隊、州空軍、予備役で交代となる詳細計画が判明する。
- 空軍が運用中のブロック40・50機は600機近くあり、F-35の更なる遅延により発生する機体数不足の解消には十分だ。
- 空 軍はすでにF-15CおよびD型の176機に対する改修を実施中であり、2025年までの運用は確保できる見込みで、F-22生産が187機で終了するこ とで生じる機材不足を埋めることができる。カーライル中将は「将来の体制として250機体制を長期的には維持することになろう」と議会で発言している。
- F-15改修機はAESAアクティブ電子スキャンアレイレーダーを搭載しており、F-16にも同様の高性能レーダーを搭載する空軍の要求にグラマンとレイセオンが提案を回答している。
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